内容は題名の通り。ほぼメモ目的。グリードアイランドのメモリを発見したゴンとキルアが、ミルキからの情報を得てハンター専用サイトにアクセスした際のハンター文字解読結果。50話の6:05あたり。なお判別しにくい小文字(+「い」)は*で表す。読み取れない濁点・半濁点はついていないものとして書き起こす。 最上位 「りすと」 1列目 「げいじ*つけいけん」(「芸術経験」?) 「げいじ*つけんちく」(「芸術建築」?) 「びじ*つかん」(「美術館」?) 「ぶんがく」 「こんひ*ーたはーど
短めのまえがきあけましておめでとうございます。デカめの犬と申します。 先月は渋谷と横浜を始めとしたディスクユニオンに行くことが増え、置かれている音源も良いものばかりで非常に実りのあるディグになったのでここにまとめておきます。 以降は「アーティスト名 / アルバム名 from レーベル名 (発売年)」の表記で紹介していきます。 日本語ラップ音源①DINARY DELTA FORCE / SOUNDTRACK TO THE BED TOWN from DLiP RECOR
まえがき90年代における日本へのHIPHOP文化の輸入後しばらくしてから、「HIPHOPは不良の音楽」というイメージが常にあった。それは一見表面的であるようで、だがしかし、的を射ている言説でもある。HIPHOPの生まれを遡れば、それが当時主に薬物を売ることで生計を立てていた非富裕層の黒人たちの「金のかからない言葉遊び」であったことは調べればすぐにでも分かる事実だ。 そうして生まれたHIPHOPというジャンルは、「言葉遊び」のみを抽出したポップ系アーティストが日本への輸入を
情報通信技術の発達による身体概念の喪失については一つ前の記事の通り。過剰な情報量を流し込まれることによって、脳の情報処理機能が麻痺させられることに慣れてしまった時、人間は「世界」というものを正しく感じることができなくなってしまう。 これはインターネット上の仮想空間を「第二の現実世界」、いや、もはや「新たな現実世界」として捉えるようになってしまうことと言い換えても良い。画面上に表示される文章や画像、ピクセルの集合体に対して、私たちは十分、人間社会のようなものについて感じ取るこ
何年か前に、ポール・ヴィリリオ著『情報エネルギー化社会 現実空間の解体と速度が作り出す空間』*¹を読んだ。内容はうっすらとしか覚えていなかったが、読み直した際にいくつか考えることがあった。 (*¹この本を知ったきっかけは攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX。最終話における笑い男と少佐との会話において、ドワノやフレデリック・ジェイムソンといったアーティスト・思想家の言葉が引用されている。それらの言葉はどれもこの書籍に書いてあるものであり、ファンの間ではこれが元ネタ
関西空港近辺から高速で通るあたりは、飛行場周辺の縛りもあり高いビルというものがほとんど存在しない。高速から眺める景色は一般住宅ばかりで、少し遠くに目を向ければすぐに連なった山が目に入る。今日の関西は綺麗に晴れており、全長10km程度の楕円形の雲がいくつか浮かんでいた。 空港から乗ったシャトルバスが少し進むごとに、雲たちの見える角度も緩やかに変わっていく。雲の高度もかなり低く、まるで空から糸で吊られたミニチュアの模型を眺めているようだった。 僕は雲というものがどうにも好きだ。
つい先日、両親とともに母方の実家へ帰り、もう齢90になろうかという祖父母の様子を見に行った。祖父は原因のわからぬ身体の不調によって入院しており、面会はZoomを用いてのものだった。また祖父は僕が小学生の頃から耳も目も悪く、ここ数年は電話越しに大声で話しかけてもこちらの質問がわからないような状態であった。Zoomではこちらから呼びかけるとともに、スケッチブックにマジックで太く書いた字を見せることでなんとか意思疎通を行った。 祖母の方も3年前に会った時と変わらず、腰は曲がり、頭は