きっかけ2
この間のつづきです。
品種も分からないクレマチスを連れて帰ったのは2014年の6月頃。
育てたこともなければ
どんな花が咲くかも分からない…
ネットで調べて思考停止。
なぜなら旧枝咲き、新旧両枝咲き、新枝咲き…
強剪定、弱剪定、四季咲き…
意味不明なワードが頭の中で渋滞している。
説明を読んでも全然ピンとこないし、
まず、この子はどれにあたるんだろ…
あー、なんも分からん!
取りあえず、少し剪定されていたのでそのまま様子を見ながら成長させることにした。
暖かい時期だったからかどんどんツルが伸びて支柱に絡んでいく姿が可愛くて、それだけで半分満足していた。
そのうち順調に蕾がでて、紫色の何だかちょっと品のあるお花が次々咲いてきた。
画像のお花が実際のもの。
結局は正式名称は分からず、その後のはっきりした記憶がないけど、次のシーズンも目を楽しませてくれたように思うが、今は存在していないことをみると、どこかのタイミングで枯れてしまったんだと思う。
でも、こんなど素人のお世話で花を咲かせてくれたのは、お花が忖度してくれたような気もして、うれしいような申し訳ないような…それはちょっと母性の強い女性の優しさのようなものを感じたり。
そしてやはり生命の神秘のようなことも感じたりしたような気がする。
そこから調子に乗っていろんな植物を育てはじめたように思うけど、すべての植物が忖度してくれたわけではなかった。
でも、それが楽しかったりして…
そうやってお花を迎えることが珍しくなくなっていった。
思い返すと懐かしい出来事。
あの時があるから今があるんだな。