パニック障害と身体表現性障害の経験談とミルタザピンの副作用
はじまりはパニック障害
私が心療内科に通うことになったのはパニック障害の症状がきっかけでした。私は中学生の頃から、突然のパニック発作に苦しむようになりました。その中で特に影響を受けたのは、広場恐怖、嘔吐恐怖、そして会食恐怖でした。
まず、広場恐怖についてです。大きな広場や人が多く集まる場所に行くと、不安が募り、息苦しさや動悸が激しくなりました。最初の頃は単なる場所の広さや人の多さが原因とは気づかず、ただただ不安に包まれるだけでした。しかし、これがパニック発作と関連していることに気づいた時、その場所へ行くことが怖くなり、避けるようになりました。友人との集まりやイベントも避けるようになり、社交生活に支障をきたしました。
次に、嘔吐恐怖です。パニック発作の際には、自分が吐いてしまうのではないかという恐怖が常にありました。この恐怖は非常に強く、吐き気がするとそれだけでパニックが引き起こされることがありました。この恐怖があるために、食事を摂ることや外出先で食事をすることがますます困難になりました。食事をすること自体が恐怖につながり、その結果として人間関係にも悪影響が及ぶこともありました。当時は友人や家族との外食や、職場での食事会がどうしようもなく苦痛でした。人前で食事をすることが、自分の身体的な状態や気持ちをコントロールできないことへの不安を引き起こし、周囲の人に気づかれるのではないかという恐怖が常にあり、このような状況から逃れるため、人と行動を共にすることを避ける日が増えました。
辛く孤独な日々を送っていましたが、心療内科に通い始め薬物療法を始めたことでパニック障害の症状は改善していきました。
しかし、治療が進む中で身体表現性障害の症状と、服用していたミルタザピンの副作用に悩まされることになります。
この記事では、身体表現性障害の症状とミルタザピンの副作用などについてをまとめました。
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