エニアグラムタイプ5は全タイプ中もっとも孤独に強い
もしもあなたが、エニアグラムタイプ5の傾向に近い気質を持っているなら、「なぜみんな1人で時間を過ごすのを嫌がるのだろう?」と思ったことがあるかもしれません。
私は子供の頃から、
いつも一人でいたくて仕方ありませんでした。
休み時間に友達に「サッカーしに行こう」と誘われるのも、「トイレに行こう」と言われるのも嫌でした。
社会人になってからも、社内での無駄な雑談や、仲間意識みたいなものがとても苦手です。
エニアグラムタイプは5は孤独に強い、というか孤独を好む
エニアグラムタイプ5は、他のどのタイプよりも孤独に耐性があります。
そのため、他の人たちが耐えられないような孤独な時間にも耐えることができます。
タイプ5の気質に近い人たちの中には、社会人になってからも、休日に勉強したり、飲み会でワイワイやるよりも、読書していたほうが良いと考えたりする人も多いのではないでしょうか。
無意味な雑談よりも、自分を向上させることに意味を見出す
エニアグラムタイプ5に孤独への耐性があるのは、孤独な時間が、タイプ5が大事にしている、知識の習得や思考の整理につながるからです。
エニアグラムタイプ5の孤独への耐性は理解されづらい
ただ、「独りの時間が心地よい」という思いは、時には理解されないこともあります。
世の中のほとんどの人たちは、一人の時間よりも、誰かと一緒にいる時間の方に心地よさを感じるからです。
幼稚園児だって、小学生だって、いや、おじいちゃんおばあちゃんになったって、人は孤独を恐れ、誰かと一緒に群れたがります。
人間をはじめとして多くの動物は群れで生活する性質を持っており、その群れから省かれることは、死を意味するからです。
言ってみれば、孤独への耐性は、生物の本能に抗うエラーと言えるかもしれません。
なので、「独りの時間が好き」と言うと、変わった人間という見方をされてしまうこともあります。
自分が良いなら、無理にまわりに合わせなくても良い
でも少なくとも私は、仮に変わった人間だと思われたとしても、無理に誰かと一緒にいるよりも、一人の時間を大切にします。
飲み会でワイワイ騒いでいる人たちは、楽しいと思っているのかもしれませんが、私にとっては、それは人生にとって無駄な時間なのです。
そして、限られた時間を自分が無駄だと思っていることに使うことが耐えられないのです。
だから、私は飲み会を平気で断りますし、遊びの誘いもほぼ断ります。
「社会に出たらそれじゃやっていけないんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、飲み会には行かないキャラみたいに、自分のキャラクターを位置づけたり、仕事で成果を出したりすれば、誰かに何かを言われることもなくなります。
もちろんプライベートは自分の自由なので、公私ともに孤独な時間を大切にすることができています。
だからもしもあなたが、「本当は一人で読書したり勉強したりしたいのに、付き合いが…」と思っているなら、無理にまわりに合わせずに、もっと自分の好きなように生きても良いと思います。