恋するピアニストフジコ・ヘミング ©2024「恋するピアニストフジコ・ヘミング」フィルムパートナーズ コロナ禍で世界が止まった中でも、フジコは、ピアノを弾くことをやめなかった。再び観客へ音楽を届けることを思いながら、毎日を過ごしていた。60代後半で鮮烈なデビューを果たして以来、世界中で演奏活動を続け、90歳を超えてもなお自分の音楽を追い求め続けた孤高の天才ピアニスト、フジコ・ヘミング。本作では、2018年に異例のロングランヒットを記録した映画『フジコ・ヘミングの時間』と同じ監督が2020年以降の4年間を追った。
監督・構成・編集:小松莊一良 出演・音楽:フジコ・ヘミング レコーディング&サウンドエンジニア(フジコ・ヘミング演奏):坂元達也 配給:東映ビデオ (2024年|日本|119分|5.1ch) ◎2024年10月18日(金)新宿ピカデリー他全国公開!https://fuzjko-film.com/
BACK TO BLACK エイミーのすべて ©2024 Focus Features, LLC. All Rights Reserved. 2011年7月、27歳の若さで早逝した稀代の歌姫エイミー・ワインハウス。カムデン・タウンでアーティストを夢見る少女が、アルバム『BACK TO BLACK』を発表してグラミー賞5部門受賞という栄誉に輝き、一躍世界的大スターの地位を獲得する実話を元にした物語。感情剥き出しの歌詞に独特のけだるいハスキーヴォイスで本能のままに歌い続けたエイミーの“波乱に満ちた愛と喪失”を描き、知られざる素顔に迫る。
監督:サム・テイラー=ジョンソン 脚本:マット・グリーンハルシュ 出演:マリサ・アベラ/エディ・マーサン/ジャック・オコンネル/レスリー・マンヴィル/他 配給:パルコ ユニバーサル映画(2024年|イギリス・フランス・アメリカ|123分|PG12) ◎2024年11月22日(金)TOHOシネマズ・シャンテ、渋谷シネクイント他、全国ロードショーhttps://btb-movie.com/
ふれる。 ©2024 FURERU PROJECT 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』〜“心揺さぶる”青春三部作で200万人を感動の涙で包み込んだ、長井龍雪(監督)×岡田麿里(脚本)×田中将賀(キャラクターデザイン)が新たに挑むのは、不思議な生き物「ふれる」と暮らす青年三人の友情物語。主題歌はYOASOBIの新曲《モノトーン》。「ふれる」の力で互いの心の声が聴こえる青年三人の友情と痛みを優しく包み込む。
監督:長井龍雪 脚本:岡田麿里 キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀 制作:CloverWorks 音楽:横山克 Teddy Loid 出演:永瀬 廉 坂東龍汰 前田拳太郎/白石晴香 石見舞菜香/皆川猿時津田健次郎 主題歌:YOASOBI「モノトーン」(Echoes / Sony Music Entertainment (Japan) Inc.) 配給:東宝・アニプレックス(2024|日本|106分) ◎2024年10月4日(金)全国ロードショーhttps://fureru-movie.com/
海の沈黙 ©2024 映画『海の沈黙』INUP CO.,LTD 数々の名作を手がけてきた巨匠・倉本聰が長年にわたって構想し、「どうしても書いておきたかった」と語る渾身のドラマがついに映画化!孤高の画家・津山竜次を演じるのは、本木雅弘。多くを語らず、ひたすらキャンバスにあふれる想いをぶつける男の苦悩と情熱を鮮烈な演技で体現する。人間にとって「美」とは何か? 私たちは人生の終わりに何を見つけるのか? 作家・倉本聰が描く集大成的作品が幕を開ける。
原作・脚本:倉本 聰 監督:若松節朗 音楽:住友紀人 出演:本木雅弘 小泉今日子 清水美砂 仲村トオル 菅野 恵/石坂浩二 萩原聖人 村田雄浩 佐野史郎 田中 健 三船美佳 津嘉山正種 中井貴一 配給:ハピネットファントム・スタジオ(2024|日本|112分) ◎2024年11月22日(金)全国公開https://happinet-phantom.com/uminochinmoku/
特集上映「ベット・ゴードン エンプティ ニューヨーク」 ©1983 Variety Motion Pictures. All Rights Reserved. ©Kino Lorber, Inc. All Rights Reserved. photo by Nan Goldin 米国インディペンデント映画の先駆者の一人、ベット・ゴードン。1970年代末から80年代にニューヨークのアンダーグラウンドで起こった音楽やアートのムーブメント「ノー・ウェイヴ」周辺で活動した映画作家である。その初めての長編作品『ヴァラエティ』(1983)と、中編『エンプティ・スーツケース』(1980)及び短編『エニバディズ・ウーマン』(1981)が、特集企画として一挙公開。すべての作品が国内劇場初公開となる。
『ヴァラエティ』 音楽:ジョン・ルーリー 出演:サンディ・マクロード 『エンプティ・スーツケース』 出演:ローズマリー・ホックシールド 『エニバディズ・ウーマン』 出演:ナンシー・レイリー/スポルディング・グレイ ◎2024年11月16日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラム、ほか全国順次公開https://punkte00.com/gordon-newyork/
自分の道 欧州ジャズのゆくえ BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ ©EuroArts Entertaiment ©EuroArts Entertaiment 『自分の道 欧州ジャズのゆくえ』は、現在、ジャズの一大潮流となったヨーロッパジャズの歴史を、貴重なアーカイブ映像とジャズミュージシャンたちのインタヴューで鮮やかに描き出すドキュメンタリー。 『BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ』は、レーベルの設立から90年代までの軌跡を網羅した、数多く存在するBLUE NOTEの評伝映画の中でも、最高傑作の呼び名も高いドキュメントです。全ての音楽ファン必見!
『自分の道 欧州ジャズのゆくえ』(2006年|88分|ドイツ) 監督:ユリアン・ベネディクト 出演:アリルド・アンデルセン/ゲオルグ・バゼリッツ/ジャンゴ・ベイツ/ステファノ・ボラーニ/他 『BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ』(1997年|91分|ドイツ) 監督:ユリアン・ベネディクト 出演:フレディ・ハバード/ギル・メレ/ハービー・ハンコック/ホレス・シルヴァー/他 配給:コピアポア・フィルム ◎2024年10月18日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開 https://jazzmovies2024.jp/
【掲載号】
角野隼斗 ©Shuichi Tsunoda #172では下記作品もご紹介しています 『コール・ミー・ダンサー 』 『ビバ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦 』 『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 』 『HAPPYEND 』