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秘教学の死生観

神智学と秘教学で学んで人生に役立った「原理」は四つある。
①魂の実在 ②七光線の実在 ③輪廻転生のしくみ ④七界層のしくみ
死生観はこの①と③④を統合した中から生まれるもので、私の人生設計にとても役立つ知識だった。

死生観は、いまなお宗教の枠組みで理解せねばならない知識だが、秘教が伝えてる内容は、東西の宗教の知恵を統合させ、科学的な知識へと変性させる「架け橋」に感じている。

「あの世」のことは、未だに科学の手法では解明されないが、「知っている感覚」をみんなで共有する場が増えていくことで、人類の意識が変容すれば、おのずと「姿を現す」と秘教学では伝えている。「信じる者は救われる」とあるが、「何を信じて、誰が救うか」は「神を信じて神に救われる」ではなく「自分を信じて自分を救う」なのだと私は感じている。

だから自分が感じている死生観を信じることで、結果的に「幸せに生きて幸せに死ねる人」が増えていけば、結果的に「それは正しいね」という立証になればいい。


数年のうちに、存在の永続性は、疑問の領域から確信の領域へと前進する。肉体を捨てても、人間は意識のある生きた実在であり続けることを、誰も疑問に思わなくなるであろう。人間が物質界の背後にある領域で存在し続けることが知られ、依然として生きており、目覚めており、気づいていることが知られるであろう。

この事実はいくつかの方法で実証される。人間の肉眼に備わっている一つの能力(常に存在していたが、ほとんど使用なかった能力)が発達することで、エーテル体が明らかになり、人が死んで肉体を脱ぎ捨てた後でも、一定の空間でエーテル体をまとっているのが見られるであろう。そのとき「再び開かれた第三の目」を持つ人々が増えることで、不死性の事実の実証に拍車がかけられるであろう。彼らには、肉体だけでなくエーテル体を脱ぎ捨てた人も容易に見えるのである。彼らの数の多さ、社会的地位によって、彼らの意見は認められるようになり、ある発見により、生命の存続の事実が証明される。彼岸に渡った人々がラジオを用いることで通信手段が確立し、それは真の科学になるであろう。 

それどころか、まもなく起こるいくつかの出来事によって、見える世界と見えない世界の間のベールを取り除くために、これまでに始められたどの活動よりも多くのことが成し遂げられるであろう。 これに関しては、あるイルミネーションがもたらされ、ある放射が明らかにされることで、人類は途方もない刺激をうけ、新しい種類の目覚めが引き起こされるとしか言えない。人類はある知覚と接触 が可能になるよう高められ、それによって見通すことができるようになり、四次元の性質が明らかになり、主観的なものと客観的なものが一つの新しい世界へと統一されるであろう。死は恐怖心を抱く 対象ではなくなり、死に特有の恐怖は終焉を迎える。

人々は必死な気持ちで光を求めており、現在の盲目状態からの解放を熱心に叫び、取り巻く混沌状態から解放されることを切望している。そのため、内界からも大計画の守護者たちとその助力者たちが大きな努力を払い、援助しようと「後押し」しているという事実を忘れがちである。人が光という 特権を一層強く求めているため、これらの方々の援助しようという意欲はこれまでにないほどの高まりを見せている。人類からの要求に、待機するハイラーキーからの応答が加わることで、必然的に強力な結果が生じるにちがいない。
秘教心理学・第一巻

直観読書~死生観の透視リーディング&対話の時間
エナジーワーク・ウェブサイト
https://peraichi.com/landing_pages/view/intuition-reading?



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