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3/21の日記:大学院進学とかより、アイドルを応援しよう。
【ブログ更新:在野研究者として生きるということーお金についての真面目な話】
— 磯野真穂|人類学者 (@mahoisono) March 20, 2024
本日のポストでは、あからさまには聞いてこないが、皆随分関心があるんだろうな、と感じるお金のことを書きました。https://t.co/Z0BNHO06Rq
文化人類学者の磯野真穂さんが、在野研究者……つまり「大学をはじめとした研究機関には属さず、研究や執筆活動を続けるひと」としての生き方について書いていた。へぇ〜と思って読んでいたが、まったくの他人事というわけでもない。
自分も4月から大学院に行くし(つまり、一応は研究者?の道が選択肢として生まれる、ということ)何より、上のブログに応答していた荒木優太さんの投稿が「自分の目指そうとしてる進路ってこういう感じになるのかな……?」と思わされるものだったからだ。
磯野さんのブログに応答(? 補足?)しておくと、私が清掃労働以外で稼いでいる、書くとか喋るとかの文化的な仕事は月3〜6万円程度なので、まあこれ一本じゃどう足掻いても生活できないですね。臨時収入みたいな位置づけ。
— 荒木優太 (@arishima_takeo) March 20, 2024
自分もまた、なんか書いたり喋ったりしつつ、生活(と多少の趣味)はできるような人生にできないかなぁとぼんやり考えている。そのために来月から大学院に入るし、同時に大學を卒業した9月から現在に至るまではフリーターとして過ごしている。
院進したあとも、フリーターであることは変わらない。昼や深夜は働いたり研究したりして、夜は大学院に通って授業を受けたりする。そういう生活になるのだろうなぁと思っている。
ところで、昨日は大學の卒業式だったらしい。自分も一応、今年度の卒業なので行く権利はあった?っぽいのだけど、半期留年という立場上、卒業証書自体は9月にもう貰ってしまっていて大學に籍はないので行かなかった。去年の今頃に同期が卒業し、そして昨日は一つ下の後輩が卒業していった。
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文系ということもあり、だいたいは一般就職する。なんとなく寂しいのだけど、これは単に置いて行かれてしまった感というよりも(それも無くは無いけれど)、同じような進路のひとがいないというのも大きい。あと院は学部と別の大学だし、更に心細い。
自分の場合、院進といっても大學の頃と同じような生活リズムを送るわけでは無いからだ。大学生と同じようなタイムスケジュールで大学院に通う、という大学院生の方が圧倒的に多い。フリーター兼大学院生は少数派。
しかし、自分のようなひとだって皆無というわけではない。単純に、大学を卒業してそのまま(昼ではなく)夜間の大学院に通うひとがいればほとんど同じ立場だ。
そういうひとがこの記事を見てくれて「お〜同じだ〜」と思ってもらえれば嬉しい。それに自分の将来をどうするか考えるためにも、いったん整理するのは悪くないと思う。ただでさえ自分は、先のことについて考えるのを後回しにしてしまいがちなので。
バイトを2つと、手伝いが一つ
まず、昼職と夜職をやっている。昼職は週3で、これは出版社の編集部勤務だ。「編集部員」というのが一番適切な肩書きだろうと思う。著者とやり取りして本の内容やタイトルを決めていったり、電子書籍を作ったりしている。あと、次に作る本の著者を考えたり。
もともとインターンをしていたところで、自分が精神的な不調を起こして飛んでしまったところをわざわざ連絡してもらい、あらためてアルバイトとして雇ってもらった。大変に感謝している。この仕事は割と向いていると思う。
次に夜職。主に週末、バーでお酒を作ったりカウンターに立って客と喋ったりしている(バーって夜職では無いのかな?)。別に酒は好きではないし、あまりひとと話すのが得意なわけでもない。
ただ、自分は「飲み物を混ぜる」のが好きだ。ファミレスのドリンクバーとかが大好きな子供だった。だからバーテンダー……と名乗れるほどじゃないけど、そういう仕事をやっている。
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あと、たまに客の「サイコロ振って負けたらテキーラのショット飲む」みたいなゲームに巻き込まれるのだけど、こういうのはマジで好きではない。ブチギレそう。そこまででは無い。ただ自分はもともと「罰ゲームで盛り上がる」という感性が全く備わっておらず、むしろ何と無く嫌だと思っている節がある。ブチギレそう。
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最後に「手伝い」。これは、アイドル運営を手伝っている。ただし、まだデビューすらしていない。
◆ love of MUSIC vol.2◆
— キミとプレリュード【公式】 (@Prelude_withyou) March 8, 2024
公演日 2024/3/26(火)
Open 16:40 Start 17:00
📍新宿Biske
(東京都新宿区歌舞伎町1-17-13 ピックペックビル8F)
🎫前方3,500円 通常2,500円(各1D別)
-チケット販売ページ-https://t.co/7e7XSn0nKh
キミプレのデビューライブです!
皆様の応援をお待ちしております! pic.twitter.com/l2os9zKvwS
もうすぐデビューします。来てください!!集客が必要です。しかし、「手伝っている」とは何なのか。もともとはバイトとして雇われていた。だいたい去年の10月くらいから……しかし、今年に入ってからは一切バイト代が払われないことになった。
運営資金が底をつきつつあるからだ。大変なことである。合意の上で、タダで手伝うことにした。
まぁ、もともと収入を当てにしてというよりは興味で始めただけだから……(現在、その参考になるかなぁ……と思って軽い気持ちでライブへ行ったグループにハマっている。HOTALOOPって言うんですけど、愛瀬あおいと麗月あるっていうメンバーがいて、すごい良くて……グループ名とメンバー名がリンクになっているので、Xに飛んでフォローしてくれませんか?4/5までに二人はフォロワー1000人超えを目指しているので……)
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ところで、手伝っているところのデビューライブにも来て欲しいです。よろしくお願いします。
来てください!集客が必要です!!
なんでかっていうと、集客して運営に金が入れば自分に給料が払われる可能性があるから。それでHOTALOOPのライブに行きたい。
給料の支払いがないならボランティアじゃないの?と思われるかもしれないが、「ボランティア」とは呼ばない。善意で働いているかのように思われると不服だからだ。別に善意……とかではない。じゃあ何故?と言われたら、惰性というか好奇心というか責任感というか……「まぁ始めたし続けるか〜」という気持ちでやっている。乗りかかった船?だし。
最近は無給で手伝っているどころか(レッスンの場所代等)金を出しているので、共同出資者とか名乗ろうと思っている。名乗らないけど。
アイドル運営の面白いところは、一番の課題だと思っていたこととは別に、全く知らなかった課題が後から発覚しがちなことだ。それの何が面白いんだ。ともかく「メンバーが一番不満に感じていることはこれだな……」と考えていたことを解決しようと色々やっていると、だいたい全く別の課題が発覚するのだ。何も面白くないな。大変なだけです。
デビューライブは来週3/26(火)の17:00‼️来てください‼️お願いします。
💫 3/27(水) HOTALOOP定期公演💫
— HOTALOOP【公式】 (@HOTALOOP_info) February 28, 2024
『道標 〜第五章〜』
🔹2024年3月27日(水)
🔹OPEN19:00/START19:30
🔹渋谷Club Malcolm
🔹特典付き優先入場 2,000円
一般入場 0円(+各1D)
《一般入場0円チケット》https://t.co/2S2OqX7wW3… pic.twitter.com/3eWOeipQdZ
こっちじゃなかった。
◆ love of MUSIC vol.2◆
— キミとプレリュード【公式】 (@Prelude_withyou) March 8, 2024
公演日 2024/3/26(火)
Open 16:40 Start 17:00
📍新宿Biske
(東京都新宿区歌舞伎町1-17-13 ピックペックビル8F)
🎫前方3,500円 通常2,500円(各1D別)
-チケット販売ページ-https://t.co/7e7XSn0nKh
キミプレのデビューライブです!
皆様の応援をお待ちしております! pic.twitter.com/l2os9zKvwS
こっちか。
両方に興味持って欲しいです。デビューライブと、無銭の定期ライブはこちら。後者はHOTALOOPの話です。
個人事業主の生き方
世の中には飲食店とか、モノを売る店とか、いろんな形の仕事があり、それを個人事業主としてやる人は多い。でも、その人たちの全てが、ダブルワークをしないとやっていけないような報酬体系であったら、その仕事に希望を感じる人は減ってしまうのではないだろうか。
その意味で、もし私が在野(※大学等の研究機関に属さないこと)でありながら研究職としてやっていくことができたなら、研究職のモデルケースの一つになるのでは、と思った。
冒頭に挙げた磯野真穂さんのブログからの引用だ(※は筆者註)。
↑は研究者の話だけれど、たいていは業務委託契約で事務所と仕事をするアイドル(しかし、実質労働者といえる場合が大半なのだし、例えばコンカフェスタッフのように労働契約を結んでアイドル活動的なことをやった方が良い場合も多いのでは……?)や、個人事業のアイドル運営などにも言えることだと思う。
アイドルオタクとして、また個人事業のアイドル運営を手伝うスタッフとして、そして一応大学院生という研究者の入り口にいるものとして、それらの仕事が磯野さんの言う通り「ダブルワークをしないとやっていけないような報酬体系」で「その仕事に希望を感じる人は減ってしまう」のは、ちょっと嫌だ。
だからまぁ、磯野さんのようなひとがいると心強いなぁと思う。とか他人事みたいに言ってないで、自分もなんか目指した方が良いのかもしれない。
もっとも、いまの自分はダブルワークどころかトリプルワーク(のうち一つは無給)をやって過ごしているフリーターだから、むしろ
「うわぁ……文系で就職せずそのまま夜間の大学院に行くことにすると、2つもバイトをやった上に1つタダ働きすることになるんだ……将来どうするんだろう……あと、どうせ3つやるなら全部金貰えば良いのにな……」
と、希望を感じるひとを増やすどころか絶望させているかもしれない。
ですが全国各地にいるであろう、文系学部を卒業しそのまま夜間の大学院に進むことを少しでも考えている皆さん。その選択肢をとったとしても、決してバイトを3つやることにはなりませんので安心してください。やっても一つで構いません。
それと、デビューライブとHOTALOOPの無銭の定期ライブに来てください。そして、愛瀬あおいさんと麗月あるさんのTwitterをフォローしてください。
そう!大学院とかいいから、HOTALOOPを応援しましょう!皆さんに言いたいことは、以上です。
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