アゴがポキポキ鳴る時の下アゴの牽引矯正法のやり方
口を開く度にアゴがポキポキなるなんて経験はありませんか?
これは、側頭骨(そくとうこつ)と下顎骨(かがくこつ)のバランス。
そして、関節円板(かんせつえんばん)という顎関節のクッション材の不適合に問題があります。
上の画像のように、口は下アゴが少し前に脱臼(だっきゅう)しながら開いてくるのですが、アゴが曲がったり食いしばりで関節円板がずれたりする事で、スムーズに口が開かなくなってきます。
結果、口を開く際にポキポキと音が鳴るのです。
しかし、音が鳴るからといって問題ではありません。
大小ありますが、比較的多くの方にアゴの音は確認できます。
問題は、口が開かなくなる場合や痛みが生じてくる場合です。
このような方は、無理やり口を開こうとしないように注意してください。
組織が傷ついてしまう可能性があるからです。
もし、口を開く時に音はなるけれども痛みもなく問題なく開ける事が出来るという方は、次の方法を試してみてください。
【やり方】
1.親指を下顎の後ろに引っ掛けて固定する。
2.親指と小指以外の指を、歯の内側に入れる。
3.下顎を引き下げる。
4.引き下げながら、下顎を少し前に出す。
5.5秒間キープする.
【ポイント】
下顎を少し前に引き出す時は、三日月状に引き出すと効果的です。
横向きで分かりやすい画像も貼っておきます。
今回は、口が開く時にポキポキと気になる方に向けて、下アゴの牽引矯正法のやり方をご紹介いたしました。
引っ張る時に強い力を加えないように注意してください。
是非、お試しください♪