令和4年6月28日の日記

 町の図書室で貸し出し上限の5冊を期限いっぱいまで借りて、返却時にまた5冊借りて……みたいなループをしばらく繰り返している。とは言っても5冊全部読み切るのは稀で、大抵は時間がある時になんとなく目についた本をパラパラ眺めて、気になった文章や文節があったらそれなりに追う、みたいな感じの事をやっていて、本腰の入った読書をしてるわけでは全然なかった。これだといつまで経っても小説が読めないよなあ、スティーブジョブズやオードリータンの凄さに触れるのはいい加減飽きたわい……と思っていたところ、直近のループで久々に没頭できる小説に出会えて嬉しかった。

 「流儀」の方の一話目を読み終えた時点で「あーこれ横山秀夫さんっぽい」と思ったら帯を横山秀夫さんが書いていたので笑った。おれが横山秀夫っぽいと思ったという事はつまりそれは大好物であるという事なので、久々に寝食を忘れて読み耽ってしまった。「流儀」の方のアレについては自分の中である程度予想がついていたものの、続編である「信念」の方のアレについては見事に一本取られて、もうなんというか、エモかった(語彙力)。


 ゲーム。娘達にせがまれてポケモンユナイトを再ダウンロードした。娘達と一緒のチームで勝ったり負けたりして遊んでいる。リリース当初に少し手を出していたんだけど、その頃ははぐれMOBA勢みたいな勢力が凄く幅をきかせていて(注:個人の感想です)、割とガチガチのプレイをしないとほぼ負ける、みたいな環境だったので嫌気がさして辞めたのであった。今は裾野が広がってプレイヤーが階層化されたのか、適当にわちゃわちゃしているだけでも勝ったり負けたりできるので、まあまあ面白い。でも本気で勝ちたいであろう人と組んじゃった時は若干申し訳なくなる。
 あとメガテン3HDが一段落したので、モンスターハンターライズをちょこちょこやっている。これも元々プレイしていて、ハンターランク300近くまでいったところで飽きて(あまり脅威を感じるモンスターがいなかったというのもある)辞めたのだけど、妻から「私が上位にあがる手伝いをしてくれるならサンブレイクを導入してもいい」とお達しがあったので、まあそれなら、と再びハンター稼業に戻った次第。尤も、おれはカプコンの、とくにモンスターハンターシリーズの難易度調整デザインをあまり信用していないので、サンブレイクは最終的に「ライズと変わらないぐらいの無双感かつ虚無感」か「4Gのギルクエみたいな高難易度」のどちらかに極端に振れるだろうと予想している。


 デザインと言えば、自作ボードゲーム。ベースとなるシステムは既に形になったので、実装を迷っているたくさんのサブ要素について、バランス調整を行いながら足し算引き算をしていくフェーズに入っている。これが完成してさんおくまんこ売れたら仕事を辞めようと思う。

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