グルームヘイヴン 獅子のあぎと リプレイ風覚書【第二幕】
【前回までのあらすじ】
ワンツー・パンチ最強説。
・はじめに
本投稿は、ボードゲーム「グルームヘイヴン 獅子のあぎと(以下、獅子のあぎと)」のリプレイ風プレイ記録となります。
レガシーシステムが実装されているボードゲームのリプレイ記事という性質上、本投稿には「獅子のあぎと」のネタバレが多く含まれます。
これから「獅子のあぎと」をプレイする予定のある方や、ネタバレが気になる方につきましては、本記事の性質を十分に理解された上で読み進めて頂けると(もしくはブラウザバックして頂けると)幸いです。
本投稿は少額の有料記事とさせて頂き、ご購入頂いた方につきましては予めネタバレにご了承頂いているという前提のもとで記事をお読み頂く、といった形式で公開しております。ご理解とご協力の程よろしくお願い致します。
第一幕はこちら。
「グルームヘイヴン」「グルームヘイヴン 獅子のあぎと」のゲーム紹介、及びボードゲームにおける「レガシーシステム」についての解説はこちら。
・登場人物(プレイヤー)紹介
【M(エム):レッド・ガード担当】
「グルームヘイヴン 獅子のあぎと」を持ち込んだ張本人かつ進行役かつこの記事の執筆者。得意分野は90年代レトロゲーと死にゲー。好きなボードゲームは凶星のデストラップ。
【阿部氏(あべし):デモリショニスト担当】
数百万円かけて構築したゲームスペースを自宅に持つ貴族。ヴァンパイア顔。得意分野はアメ車と麻雀とポケモン。好きなボードゲームはプエルトリコ。
【小松君(こまつくん):ヴォイドワーデン担当】
数十年の間リアル「アグリコラ」を生業としていた豪農。現在はエースパイロット。得意分野はSFとガンダムと格ゲー。好きなボードゲームはサンダーストーン。
・シナリオ2 序幕
M:
「ではシナリオ2、始めます」
阿部氏&小松君:
「はいー」
M:
「の、前に」
小松君:
「なんでしょう」
M:
「前回、シナリオ1の報酬として仮キャラが本キャラになったわけですが、その本キャラに名前を付けるよう指示がありました」
阿部氏:
「指示?誰からよ?」
M:
「教則本です」
阿部氏:
「従おう」
M:
「それっぽいやつお願いします」
小松君:
「名前かあー。これまた悩むな」
M:
「決められなかったら、例の漫画に載っていたデフォルトネーム使いましょうか」
阿部氏:
「俺決めた」
M:
「お、なんすか」
阿部氏:
「ギギ」
M&小松君:
「っぽい~~~!!!」
M:
「言われてみれば濁音二つ重なる種族ぽい感じする」
小松君:
「うまいわ」
M:
「俺も決めました」
阿部氏:
「お、どんなん?」
M:
「赤壁」
阿部氏&小松君
「っぽい~~~!!!」
小松君:
「なぜかコードネームで呼ばれてる系の人ね」
阿部氏:
「本人もちょっと気恥ずかしいやつね」
小松君:
「俺も決まった」
M:
「どんなんすか?」
小松君:
「セリス」
M&阿部君:
「っぽい~~~!!!」
M:
「何だか耳馴染みのある名前です」
阿部氏:
「ある意味一番ファンタジーかもしれねえ」
※以降、シナリオ中の会話は適宜キャラクターネーム表記とします。
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