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独断と偏見ですがネコがカワイイ〜『猫と竜』〜【12月コミックチャレンジ1】

今日から12月です!
今月もチャレンジやると決めていたのはいいのですが、3日から長めの出張です。じっくり本を読み込む時間がないな、と思った末に考えたのが、「コミックチャレンジ」でした〜! 毎月の読書記録を見た方はお分かりと思いますが、わたくし、マンガ大好きです。マンガは巻数が本よりかさむので単純な冊数でいけばマンガの読書数がいちばん多いのか?笑笑

そこで一口にマンガといっても際限がないので、以下の縛りをつけます:
・現在、連載中である(原作が終了しているものはアリ)
・次の巻が出るのを楽しみに待っている(独断と偏見です)
・どちらかといえば超メジャーではない(でもフリーレンは入れたい)

1番目以外あいまいな縛りではありますが、アホが何をほざいてんねん? ぐらいなおおらかな気持ちで見てください。

で。
初回は、『猫と竜』です。

『猫と竜』9巻と10巻(最新刊)

ドラゴンと並ぶのがなんで猫? と思われるかもしれませんね。でもこれは猫といっても「ケット・シー」なのです。ケット・シーといえばアイルランドの伝説に登場する妖精猫のことを差しますが、この作中では「森の猫」と呼ばれ、人語を解し、魔法を使うことができる存在です。

そんな猫たちの住むとある森の中で、1匹の母猫が子どもを生んで育てようとしたところ、地中にドラゴンの卵が! 見た目が多少違うことなど気にせず、自分を猫だと信じて育った竜は自分を猫の姿にすることもでき、代々の猫たちを守り育てて、「猫竜」と言われる存在なのです。

このマンガの何がいいっていうと、もちろん猫の絵が抜群にかわいいことはもちろんのこと、ストーリーが素敵なのです。猫たちの森の話だけでなく、そこから巣立った猫たちの冒険談に人間の国との関係や、最初の母猫が使い魔として召喚された魔法学校でのお話など、話が縦横無尽に展開していきます。そして、ときおり涙するしかないエピソードも入っています。森の猫たちは街に住んだり、王様のお城に住んだりします。そこで気に入った人間がいるとある種ペアになる、というか互恵関係を結んで暮らすことになります。

過去の猫竜と王様の関係から、王族に森の猫が友になることが監修になっているとある王国。そこに生まれた王子と英雄と呼ばれる黒猫の関係やその珍道中も面白い。人と猫がこんなに近く隣人として住む世界、そんなところがこの世にあるというなら、筋金入りのネコ好きとしては行ってみたいと思いを馳せてしまいます。

母猫は魔法学校では「ママにゃん」と呼ばれ、近くの森でカーバンクル(額に宝石のついたネズミのような魔法生物)をバリバリおやつに食べるうちに魔力が増して尻尾がふたつに割れてしまいます。「まあ、寿命がちょっと長くなるぐらいよ」とおおらかに過ごすママにゃん……あのう、尻尾が二股になったらそれは日本では「猫又」と言われる存在では?

とにかく面白くて楽しくて可愛くて、おまけにホロリとくる『猫と竜』、ネコ好きじゃなくても楽しめるマンガです。

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