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タケノコって英語で??

田舎の山の中に住んでいるので、うちの周りでは今タケノコがどんどん伸びております。

早く採らないと竹になってしまうので、毎日見回りするんですよ。

ところで、タケノコって英語で何というか知ってますか?
大学生の時の私は知りませんでした。

当時、かも鍋のお店でアルバイトをしていたのですが、そこに外国のお客さんがいらっしゃいました。近くの外国語大学の学生だった私は、店長さんに説明をするように言われたのです。

その店では、店員が内容や食べ方の説明をしながら、かものつくねを目の前で作って見せたりせねばなりませんでした。もう他の説明はどうやったのか忘れてしまいましたが、ひとつだけ覚えているのが、タケノコ。

そう、茹でたタケノコが鍋の具材のひとつとしてお皿に載っていたのです。

タケノコの穂先の一番柔らかい部分が美しくカットされて盛り付けてあるのを見て、その外国のお客さんがそれは何か、と聞きました。

さて、困った!
私は前述の通り、タケノコの英語訳を知りません。
欧米人と思われるその外国人のお客さんは、竹は知っててもおそらくタケノコを食べる文化ではないでしょう。

厨房からはお店の人たちが何と説明するかと耳をすませています。
さて、アナタならどうする?

そこで、必死で頭をフル回転させるワタシ。
タケノコだよね? 
タケノコって竹の小さいのだよね?
チビ竹……竹の赤ちゃんでいいやん!!

私がそこで言ったのは、

"baby bamboo"

でした。
はい、ちゃんと通じましたよ?

例え的確な訳を知らなくても、なんとかなるもんですねぇ。

必要なのは、

度胸と言いたいことを心に思い浮かべるイメージ力、かな。

これ、普段の英会話にも当てはまります。
自分の言いたいことの全体像を思い浮かべて、自分に今ある手持ちのカードで勝負する、これしかありません。

文法レベルは中学生レベルでも、何とかなるものですよ。
ボキャブラリーが足りないのは、想像力でカバー!

ちなみに、タケノコは英語で、

bamboo shoot
もしくは、
bamboo sprout

というそうです。
竹の若木、か、それとも若芽か。

こうしてみると、日本語の表現って可愛らしいですね。
それこそ想像力が湧き上がってきます。

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