見出し画像

Cat-a-Day Sept.3(「〜させる」用法の違い)

しばらく残暑が続いていましたが、また一転涼しいですね!
猫の寝る場所が変わるので気温の変化が分かります🐈‍⬛

“Only a luxurious Persian could make this white beard look so fashionable.”
「この白いおひげがこんなにファッショナブルに見えるのは豪奢なペルシア猫だけだろう」

なんて得意げな顔なんでしょう!
この子はお坊ちゃんかな?ちょっと分かりにくいけど。

この英文も典型的な文法案件が含まれてますね。

まずは、couldです。はい、仮定法の用法で「〜だろう」という推量のニュアンスを添えた可能性をここでは指していますね。平文でcouldとかwouldを使うと軽く「〜だろうねぇ」という感じが入るので断定できない事柄、または推量予測に使いやすい用法です。

次がmake。have、let、getなどと同じく、単純な訳語を持たない単語ですね。どれも対象に何かをさせる、というニュアンスを持つ用法がありますが、makeの場合、強制的に力を加えて無理やりに、という感じ。haveはそういう状況になりますよ、と事実を説明している感じでかなりニュートラル。letは根本的な意味が「許す」なので同じさせる、でも許可のニュアンスが入ります。

例文をそれぞれ示すと以下のようになります。

The story made me sad. (その話を読んで悲しくなった)
I have my hair cut. (私は髪を切ってもらった)
Don’t let me down! (がっかりさせないでよ!)
I have to get all this work done by this afternoon. (今日の午後までにこの仕事全部終わらせなくちゃ)

ニュアンスの違う、分かってもらえたでしょうか?
便利だけど用法が多いこれらの単語、うちの息子は「曲者」と呼んでいます😁


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?