見出し画像

Cat-a-Week Aug. 15

昔買った英語のネコめくりにCat-a-Dayとあったから、週めくりはCat-a-Weekでいいかな〜と造語してみました😎

“A path you can’t give up”
「ゆずれない道がある」

give upは数あるphrasal verbつまり句動詞の中でも日本人に馴染みの深いものでしょう。ギブアップで日本語になってますからね。しかもギブアップはナイーブなどと違い、英語とほぼ同じ意味です。(注:日本語では繊細なとかいい意味で取られがちですが、英語でnaiveとは経験不足、無知、騙されやすいなど世間知らずの、的な意味合いがある)

そこで先日ご紹介した『英熟語図鑑』を見てみましょう。

画像1

giveとは自ら何かを放り出すことがコアコンセプトです。
つまり人に何かをあげることもギブアップすることも何かを自分から放り出す、という点で同じことなんですね。

画像2

give upとは上昇を意味するupが加わって、上に放り出す、すなわちやめる、諦める、という意味になります。

語源から攻める英単語、、、遠回りに見えて実は最強かもしれませんね。
というのも私が英文を読んでわからない単語があった場合に引くのがまず英英辞典だ、ということを考えると、この語源から理解する単語の増やし方はコンセプトが似ていると思ったからです。

英語と日本語ではその単語の守備範囲が違うことが多いです。
簡単なところで例を出すと、「水」と”water”の違いがあります。日本語の「水」は基本冷たい水のイメージですが、”water”には温度感がありません。無色で無味無臭の液体がwaterです。「お湯」を表現するには”hot water”となり、熱くてもあくまでwaterの一種なんですね。

水が豊かな日本、乾燥気味の気候で日本より水が貴重な英国、での文化の差とも言えます。これとは逆に「牛」の場合、英語では”ox”、”cow”、”bull”など雄牛、雌牛、去勢済みかなどで変わりますから。

つまり、英語の単語の守備範囲を調べてニュアンスを正確に読み取るには、英英辞典を引くのも、英語の語源から単語の意味を覚えていくのも同じだな、と感じたという訳です。

まさに急がば回れ、かもしれませんよ?

いいなと思ったら応援しよう!