まずは動く!瞬動のススメ〜『「瞬読式」時間術』〜【1月仕事・時間術チャレンジ6】
昨日の記事で「まずは行動!」と書いたので、今日はこれしかないでしょう。
「瞬読」というのは著者の山中恵美子氏が編み出した独自の読書法です。私も瞬読のトレーナーをもうかれこれ3年ぐらいやらせていただいておりますが、そこから時間術へつなげたのがこちらの本です。
瞬時に理解して瞬時に行動する。これを「瞬解」、「瞬動」と呼びます。「いや、やっぱりじっくり考えないと行動できないよ」と思われる方も多いでしょう。確かに熟考することが必要な物事もたくさんあります。何もかも早く決断することが吉である、という話ではありません。
しかし、人生は選択の連続です。朝起きてから寝るまで、次に何をするか、何を着るか、食べるか、など選択しなければならない場面はいったいいくつあることでしょう? さして重要ではない行動を選択するために時間を費やすよりは、自分の「今」に必要なことに時間を費やせるように他の選択は即断して決める。
自分にとって重要なことに時間を使えれば充実度があがり、同じ仕事量をこなして疲れていたとしても1日の終わりに満足して眠りにつくことができます。これで時間を「増やす」ことができるのですね。
でも「瞬解」「瞬動」を目指すにはどうしたらよいのか。間違ったらどうしよう、とか思ってしまいますよね。そこは「直感」を鍛えましょう。私たちはどうも「天才のひらめき」なるものに引け目を感じすぎではないでしょうか? できる人はできる人にしかできないひらめきと直感で判断しているのだ、と。そういう機を読むことのできる天才はいるけれど、世の中そんな人ばかりではないはずです。成功している人は自分なりの方法で自らの直感を鍛えている、と思うのです。
だから。
それには「瞬読」でたくさんの本を読み、考えをアップデートして直感を鍛える、と本書にはあります。
昨日は行動するからやる気になるのだ、という話を書きました。まずは行動、そして脳はあとからやる気を出してついてくるのです。となると、とにもかくにも動いた方がいい、そうなるのではないでしょうか?
私は同時通訳などというリアクション芸人並みの反射力が必要な仕事をしているおかげで、瞬時に判断することは得意です。得意だからますます判断が早くなる。そして判断が早いおかげで仕事がうまく行く。そうなるとますます経験値も上がって判断が早くなります。もし、通訳者になろうと思っても、「まだ自信がないから」と現場に出なかったらきっと永遠に通訳者になることはできなかったと思うんですよね。自分の実力がまだまだなのは分かっているけど、「えいやっ」と仕事を受けてきたからこそ、今の自分がある訳です。
もっともおかげで沈思黙考することはすっかり苦手になりましたが……
ただ、ひとつだけ。
誰かが動いているのを見て、自分も同じスピードで動かなくてはならない、と思う必要はないと思います。自分なりの感覚で判断すること、自分の頭で考えること、それが一番大切なのですね。その感覚を養うためにも、自分の判断を信じることができるようになるためにも、読書はやはり有効ですね。
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