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幕末の歴史も違うレンズを通して見れば〜『人生最後の日に ガッツポーズして死ねる たったひとつの生き方』〜【9月実用書チャレンジ14】

今日は、自己啓発系の本になりますか、ひすいこたろうの『人生最後の日に ガッツポーズして死ねる たったひとつの生き方』です。

この本で出てくるのは、

吉田松陰
高杉晋作
野村望東尼
ジョン万次郎
坂本龍馬

幕末の歴史に詳しい人ならともかく、この中で「野村望東尼」の名前は知らなかったという人も多いのでは、と思います。どうですか? 私は名前は知っていました。が、幕末の志士に関係のあった人とはつゆ知らず……お恥ずかしい限りです。

それなのになぜ名前は知っていたかというと、福岡市には「平尾山荘」という庭園がありまして、そこに「野村望東尼」なる方の胸像が安置してあったからです。ふつうに、もう日常的に車でその公園の隣の道を通り過ぎていました。野村望東尼の像のことも知っていました。なのに何をした人なのか、よもや高杉晋作をかくまっていたこともある方とは。

とある読書会で他の方が紹介しているのを聞いて、ビックリ!
さっそく購入して読んでみたのでした。

実はわたくし、今まで「幸せになりたい」と強く思ったことがありません。小学生のころは何やら「うちの家はどうせ」みたいな気持ちを持っていたこともあったような気がしますが、基本的に美味しいものを食べて、面白い本があればそれで気分がよくなるタチなので、そんなに深刻になったことがない、というか。

他人に興味があまりないのかもしれないし、共感力が女子にしては低い子どもだったのでしょうか。

でもこの本に出てくる5人のように、「世の中を変える!」ために生きる人がいないと、人の世は進歩しませんよね。だから歴史って好きなんです。もし、「歴史って……特に日本史って苦手で」という方がいれば、この本からとっかかりにするといいと思います。難しい大義名分や、幕末のサムライの想いをすっかり現代風にかみ砕いて書かれています。とても分かりやすいし、現代との共通点が見て取れるのではないかな、そう思います。

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