週のはじまりは金曜と思え〜『やりたいことを全部やる!時間術』〜【1月仕事・時間術チャレンジ7】
今日はタイトルから「時間術」とあるこちらの本です。
1週間の仕事は月・火・水で片づける、と帯にありますが、それっていったいどういうこと? 花金(ちょっと死語?)はどこへ?? ちょっと衝撃的ですね。
だからといって、別にあくせくと忙しく時間を1分でも無駄にしないように余裕のない生活を送る、という話ではないのです。1週間の平日は5日あるからその間に仕事を片づける、ではなくて、そもそも月火水の3日しかない、と思って働く、ということらしいのです。
そして木曜日はやった仕事の進行度をチェックして問題点がないか確認しておく日。そして金曜はもう次の週の予定を組む日、著者いわく「攻撃の日」だそうです。だから前の週の金曜日から1週間はもう始まっている、ということなのですね。
以前読んだ『休養学』という本に、攻めの休養を取るためにも1週間は土日から始まる、そういう考えでいて欲しい、というようなことが書いてありました。
もちろん、この本は時間術の本ではありませんが、土日の使い方、より前の金曜日に翌週の仕込みをしておく、というのは極めて有効だと思いました。今月2回目で紹介した『決定版 手帳で夢をかなえる全技術』でも手帳を使って毎日から毎週、毎月、毎年の見通しを立てることが有用だとありましたが、先の見通しを立てておくことが精神的にゆとりが持てる、実効性のある計画ではないか、と強く思いました。
今日は火曜……明日が終わって木曜になったら今週を反省して、金曜には翌週への攻めを考える、かぁ。慌ただしいと最初は思いましたが、でも土日は神の意味で自分のために時間を使うことができそうですね。
本書を通じて流れているのが、「時間リッチ」という概念です。時間に追われる時間貧乏ではなく、時間密度を上げて時間を自ら支配する。著者はこれがまた何足ものわらじを履く多忙な方です。経営者であり、コンサルタント、本もこうやって何冊も書かれているし、講演もこなす。そのためには「時間リッチ」になることが必須のようです。
今までに紹介した本と同じく、ここでも「まずは行動する」ことに重要性が説かれています。果報は寝て待つのかもしれないけど、やる気は寝て待っているかぎり永遠に訪れないのです。やる気のないときはまず行動する、行動する内にやる気も出る、という見方で間違いないようです。
瞬読の直感で動く、も同じ事だと思いますが、行動を早くするには、やはり「見切り」が必要だと私は思っています。先のことを見切る判断力ですね。見切りが早すぎるのは諦めが早いことにつながるから自分は粘りがない部分もあると思っていましたが、まずは行動するためには先の「見切り」が要りますよね。何を持ってどう見切るか、その基準は人によって違う、というか違っていいと思います。でも自分なりの基準があるとよいようです。
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