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【私見】神椿界隈二次創作論

神椿(THINKR)はUGCの精神の名の下に二次創作に対して非常に寛容である。
多くの場合、どんな制作物も差し止められることは無く、絵描き界隈も造形界隈もコミュニティ単位以上の盛り上がりを見せている。

コミックマーケットへの神椿ジャンルのサークル参加数は年々増えて(多分)いて、
少なくともコロナ渦中のC99で雑多VTuber島にいた当時の神椿のオタクを見ることはもう無いのである。

本題

さて、話は変わって最近の話をしよう。現代の技術の発展とSNSの相互性はすさまじく、誰でも創作者を名乗ることができるようになった。

そんな素晴らしい時代にもやはり問題というべく点があり、最近はそれが専ら顕著である。

公式のイラストや3Dモデルをトレースないしは模写して、立体物に貼り付けてグッズとして頒布しているもの。または公式が利用、制作したフォントに限りなく類似した作字を行っているもの。
それを業者の印字サービスを利用してネックレスやルームキーホルダーとアクリル製品に彫って頒布しているのを見かけることが多くなった。

大抵は独創性もクリエイティビティもなく、挙句やれライブで無料配布だクラウドファンディングで集金だと無法に無法を重ねているのが定期的にTwitterに流れてくる。

遺骨ネックレス


ルームキーホルダーデザイン

他にも公式グッズでチェキ風カードが販売された直後に他アーティストで類似品を作って頒布しようとしたり、ライブチケットの特典で頒布されたUSBのデザインと形式をそのまま盗用したアイテムを制作している人間がいる。

個人使用までならぎりぎりグレーかもしれないが、金銭の授受に関わらず海賊版まがいのものをコミュニティ内で頒布されているのは重くみた方がいいと思っている。

同じような話題で、昔からあるのが楽曲やライブスクショをSNSアイコンにしている層だ。多分上記の行為もそれと同じような倫理の上で行われているのだろう。

インターネットは無法性の上に成り立っているのはまぎれもない事実であるが、それはそうとして守るべきラインは必ずどこかにある。
こうした無法が続けばガイドライン厳格化の可能性もあるし、下手をすれば立体物の制作の一切が禁止になることだってある。

そうした誰も望まない未来にならないように、二次創作倫理を今一度認識してほしい。そして、もし友人知人がその倫理を踏み倒そうとしていたなら、君がそれを止めてあげてほしい。

神椿のためにも、コミュニティのためにも、そして本人のためにもそうした自浄作用が必要だ。

結論

神椿は二次創作に寛容でコミュニティ単位で創作活動が活発なコンテンツだ。
でも、だからこそ守るべきラインを守っていくことが大事になる。

この素晴らしい環境を壊すことなく、全員がクリエイティブに夢中になれるコミュニティであってほしい。
みんなが幸せになれる形で創作を楽しもう。

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