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宮古市の福祉を支える駆け込み寺。「社会福祉法人若竹会 」取材記録


《企業紹介》

 高齢者支援と障がい者支援の事業を行っている社会福祉法人若竹会。
 高齢者支援部門では、在宅での生活が難しくなった高齢者が利用する入所型のサービスをはじめ、日中だけ利用するデイサービス、職員が高齢者の自宅を訪問して援助するホームヘルプサービスなどを提供しています。
 障がい者支援部門では、自宅での生活が難しい障がい者が利用する入所型のサービスをはじめ、就労や日中活動などのサービスを提供しています。また、地域で暮らす障がい者の生活全般に関するサポートをしています。
 若竹会の職員は若手が多く、20代、30代の従業員の割合は約4割。2023年度に入社した新入職員は12人で、若くて活気に満ちた職場です。法人では両部門で22の施設・事業所を運営しており、様々な職種の人が働いています。人事異動等の機会を通じて、様々な仕事を経験することができます。

ケアハウスサンホームみやこの外観

《従業員に聞きました》

「利用者さん一人ひとりに合わせて、希望に沿うまで提案する」

ケアマネージャーとして、ケアプランを作成する下平さん

下平志穂子さん(ケアマネージャー)
サンホームみやこ絆内にある居宅介護支援事業所で、ケアマネージャーとして働いている下平さん。高齢者と同居している家族から、高齢者の生活に関する悩みを聞き、解決策を提案する仕事です。ご自身の祖父を介護した経験から福祉に興味を持ち、現在のキャリアにつながりました。

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「利用者さんの健康面をサポートします」

病院の看護師とは異なる仕事も多い、高齢者施設の看護師

飯田郁さん(看護師)
サンホームみやこで看護師として働いている飯田さん。母親が看護師であったため、憧れから現在の職業に就いたそうです。仕事内容として、利用者さんの健康管理、けがの手当て、薬の管理、病院の付き添いなどがあります。利用者さんからの感謝の言葉が、やりがいになっているそうです。

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「多くの方からの"若竹会に相談すれば安心"に応え続けていきたい」

若竹会の経営を支える重要人物

白根英さん(法人事務局長)
若竹会全施設の経営管理を担う白根さん。各施設が予算通りに運営できているか、事業計画を適切に進めているかの管理業務を行っています。理事会や評議員会での経営報告も欠かせません。事業を進めていく中で問題が起きた場合は、各施設の従業員と共に解決策を考えます。法人として、持続可能な事業運営体制を常に考え働く、責任のある役職です。

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「常に相手を敬う姿勢を忘れない」

利用者さんとのコミュニケーションを大切にする山崎さん

山崎来真さん(所長兼生活相談員)
サンホームみやこデイサービスセンターの所長兼生活相談員として、在宅高齢者の生活支援をする山崎さん。これまで多くの人と会話を繰り返す中で、初対面の人とでもすぐに打ち解けられる出来事がありました。そうした経験から人と関わる仕事がしたいという思いが芽生え、現在の職につかれています。利用者さんからの信頼を得るためには、言葉遣い、適度な声掛け、誰にでも挨拶をするという心がけが大事だと話されていました。

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「人の役に立っているのだと実感できる仕事」

わかたけ学園の園長として、知的障がいを持つ方の生活を支援

中村猛さん(わかたけ学園園長)
わかたけ学園は、知的障がいを持つ人に24時間体制で包括的な生活支援サービスを提供している施設。中村さんは園長として日常的な業務管理や職員管理をしています。ご自身の兄が身体障がいを持っていたこともあり、福祉業界に興味を持たれました。利用者家族からの感謝の言葉をやりがいに、日々の仕事に取り組まれています。

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「仕事のために勉強することは楽しい」

若竹会全施設の利用者さんたちを食事で支える國井さん

國井小雪さん(管理栄養士)
365日、若竹会全施設の食事の献立を考案し、利用者の栄養管理をする國井さん。障がい者と高齢者の双方が食べやすい食事を考えたり、個人の特性に合わせたりなど、食事メニュー作りに配慮しています。日々の業務に課題は多いものの、同時に学ぶことも多く、仕事のモチベーションにつながっているそうです。

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《インターン生が感じた魅力》

仕事をしていて『やりがいが実感できる』ことが、若竹会で働く上での魅力だと感じました。運営する施設が多く、看護師、生活相談員、管理栄養士など様々な職種の人が働いています。従業員の皆さんへのインタビューを通して、どの施設や職種でも利用者と接する場面が多く、「ありがとう」と声をかけられる機会が多いことが分かりました。利用者さんからの感謝の言葉が仕事のやりがいになっていると聞き、常にモチベーションを持った状態で働くことができるのが福祉業界の強みだと感じました。人の役に立ちたいという方や、仕事をしていて達成感が欲しい方に向いている業界だと考えます。
また、法人の規模が大きく多くの施設を運営しているため、希望に応じて様々な職種にチャレンジすることができる環境も若竹会の魅力の一つであると感じました。


取材・執筆:梅田滉基
2023年9月1日

企業概要

企業名:社会福祉法人若竹会(法人本部)
所在地:〒027-0075 岩手県宮古市和見町8番33号
設 立:1975年
資本金:4億800万
従業員:369名 男女比1:2
Webサイト:http://www.wakatakekai.or.jp/
マイナビ2024年募集リンク:https://job.mynavi.jp/24/pc/search/corp219722/outline.html

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