松渕彩子(interiors)

インテリアに纏わる海外のヴィンテージを扱うオンラインショップ interiors 店主。好きなのは陶磁器・テキスタイル・紙製品など、ささやかに生活を彩るものたち。2020年秋よりスペイン・バルセロナに滞在、21年秋帰国。実店舗開店に向けて準備中。

松渕彩子(interiors)

インテリアに纏わる海外のヴィンテージを扱うオンラインショップ interiors 店主。好きなのは陶磁器・テキスタイル・紙製品など、ささやかに生活を彩るものたち。2020年秋よりスペイン・バルセロナに滞在、21年秋帰国。実店舗開店に向けて準備中。

マガジン

  • インテリアショップノート

    筆者が現在生活をしているスペイン・バルセロナを中心に、足を運んだインテリアショップで目に留まったものやお店の印象などについて個人的かつ主観的な目線で書き記します。専門的なことやお店の評価には触れていませんのであしからず!

  • 蚤の市便り

    スペイン・バルセロナに生活しながら蚤の市巡りで見つけた素敵でちょっとおかしなものを紹介するとともに、たぐり寄せた記憶やここでの日常を綴るマガジンです。

ストア

  • 商品の画像

    フランス アンティーク ミルクピッチャー(GIEN)1871-75年 #J001

    1821年フランス・ロワール地方で創業したファイアンス焼きの老舗、ジアン(GIEN)。元はイタリアで誕生したファイアンス焼きですが、ジアンは優れたデザイン力とそのセンスで長い時を経た今も名窯として世界中で人気を博しています。 この小さなミルクピッチャーは猫脚のデザインが珍しく、この器自体が生きた花のようです。ミルクピッチャーとしてはもちろん、花器としても活躍するでしょう。(薄いピンクのアネモネを一輪、可憐なマーガレットをひと束、などいかがでしょうか?きっと似合いますね) 欠けなどなく、比較的状態も良好な1品です。 ■メーカー名 GIEN(フランス) ■商品名  ジアン ピッチャー J001 ■製造年代 1971-75年 ■サイズ(cm) ※ご注意事項 この商品は実際に使用されていた、ユーズド品です。どうしても使用に伴う損傷がございます。目立つような傷や汚れは商品説明欄にてできるだけご説明しますが、特に明記されていなくても小さな傷や汚れがあることもあります。ご了承ください。
    27,500円
    interiors
  • 商品の画像

    イギリス ヴィンテージ バチュラーポット #TP001

    イギリスのヴィンテージ ティーポット。バチュラー(独身貴族)サイズと言われる紅茶2杯分ほどの小さなサイズ。日本茶を淹れるのにもおすすめです。 6枚目のお写真で確認いただけますが、ハンドルから右側の上部、フチに貫入がございます。使用に問題はありませんが、ご了承ください。 ■メーカー名 不明 ■商品名  イギリス ティーポット TP001 ■製造年代 不明 ■サイズ(cm)φ6(底)φ5.5(口径)W15(注ぎ口からハンドルまで) D6(ポット深さ)H12(蓋の摘みまで) ※ご注意事項 この商品は実際に使用されていた、ユーズド品です。どうしても使用に伴う損傷がございます。目立つような傷や汚れは商品説明欄にてできるだけご説明しますが、特に明記されていなくても小さな傷や汚れがあることもあります。ご了承ください。
    5,500円
    interiors
  • 商品の画像

    イギリス ヴィンテージ ナプキンリング #O002

    イギリスのヴィンテージのナプキンリング。 真鍮製。 ティータイムを思わせるポットのモティーフがいかにも「英国」です。 ちょっとしたホームパーティーなどでプレートの上にナプキン(布でもペーパーナプキンでも)をこのリングで留めて演出したらアリスのティーパーティーみたいで素敵だと思います。 同じデザインのものが3点あります。 ■メーカー名 不明(イギリス) ■商品名  イギリス ナプキンリング O002 ■製造年代 不明 ■サイズ(cm) リング部分 φ3.7 ポット部分 W5 D0.3 H4.7 ※ご注意事項 この商品は実際に使用されていた、ユーズド品です。どうしても使用に伴う損傷がございます。目立つような傷や汚れは商品説明欄にてできるだけご説明しますが、特に明記されていなくても小さな傷や汚れがあることもあります。ご了承ください。
    1,100円
    interiors
  • 商品の画像

    フランス アンティーク ミルクピッチャー(GIEN)1871-75年 #J001

    1821年フランス・ロワール地方で創業したファイアンス焼きの老舗、ジアン(GIEN)。元はイタリアで誕生したファイアンス焼きですが、ジアンは優れたデザイン力とそのセンスで長い時を経た今も名窯として世界中で人気を博しています。 この小さなミルクピッチャーは猫脚のデザインが珍しく、この器自体が生きた花のようです。ミルクピッチャーとしてはもちろん、花器としても活躍するでしょう。(薄いピンクのアネモネを一輪、可憐なマーガレットをひと束、などいかがでしょうか?きっと似合いますね) 欠けなどなく、比較的状態も良好な1品です。 ■メーカー名 GIEN(フランス) ■商品名  ジアン ピッチャー J001 ■製造年代 1971-75年 ■サイズ(cm) ※ご注意事項 この商品は実際に使用されていた、ユーズド品です。どうしても使用に伴う損傷がございます。目立つような傷や汚れは商品説明欄にてできるだけご説明しますが、特に明記されていなくても小さな傷や汚れがあることもあります。ご了承ください。
    27,500円
    interiors
  • 商品の画像

    イギリス ヴィンテージ バチュラーポット #TP001

    イギリスのヴィンテージ ティーポット。バチュラー(独身貴族)サイズと言われる紅茶2杯分ほどの小さなサイズ。日本茶を淹れるのにもおすすめです。 6枚目のお写真で確認いただけますが、ハンドルから右側の上部、フチに貫入がございます。使用に問題はありませんが、ご了承ください。 ■メーカー名 不明 ■商品名  イギリス ティーポット TP001 ■製造年代 不明 ■サイズ(cm)φ6(底)φ5.5(口径)W15(注ぎ口からハンドルまで) D6(ポット深さ)H12(蓋の摘みまで) ※ご注意事項 この商品は実際に使用されていた、ユーズド品です。どうしても使用に伴う損傷がございます。目立つような傷や汚れは商品説明欄にてできるだけご説明しますが、特に明記されていなくても小さな傷や汚れがあることもあります。ご了承ください。
    5,500円
    interiors
  • 商品の画像

    イギリス ヴィンテージ ナプキンリング #O002

    イギリスのヴィンテージのナプキンリング。 真鍮製。 ティータイムを思わせるポットのモティーフがいかにも「英国」です。 ちょっとしたホームパーティーなどでプレートの上にナプキン(布でもペーパーナプキンでも)をこのリングで留めて演出したらアリスのティーパーティーみたいで素敵だと思います。 同じデザインのものが3点あります。 ■メーカー名 不明(イギリス) ■商品名  イギリス ナプキンリング O002 ■製造年代 不明 ■サイズ(cm) リング部分 φ3.7 ポット部分 W5 D0.3 H4.7 ※ご注意事項 この商品は実際に使用されていた、ユーズド品です。どうしても使用に伴う損傷がございます。目立つような傷や汚れは商品説明欄にてできるだけご説明しますが、特に明記されていなくても小さな傷や汚れがあることもあります。ご了承ください。
    1,100円
    interiors
  • もっとみる

最近の記事

BASE クリスマスクーポン 15%OFFをお届けします

こんにちは、ご無沙汰しています。この秋にスペインより帰国し、オンラインショップ interiors を再開しました! https://www.interiors.tokyo/ スペイン滞在中は買い付けの日常を書いた「蚤の市便り」などを(かなり)細々とお届けしてきましたが、読んでくださった方々に感謝いたします。 蚤の市で買い付けた商品は無事に日本に届いているのですが、こちらは来年オープンしたいと考えている実店舗の開店にあわせてお披露目したく、もうすこしお時間をいただく予定

    • インテリアショップノート(Azul Tierra)

      筆者が現在生活をしているスペイン・バルセロナを中心に、足を運んだインテリアショップで目に留まったものやお店の印象などについて個人的かつ主観的な目線で書き記します。専門的なこと、お店の評価については触れませんのであしからず! Azul Tierra とはいくつものソファや長テーブル、棚がゆったりと並んでいるのに圧迫感がないどころか、それらが小さいものに感じられる.......。実際にはお屋敷のように広い空間以外では扱えないようなサイズのラグジュアリーな家具ばかりだ。 デザイ

      • インテリアショップノート(Deco Palace)

        筆者が現在生活をしているスペイン・バルセロナを中心に、足を運んだインテリアショップで目に留まったものやお店の印象などについて個人的かつ主観的な目線で書き記します。専門的なこと、お店の評価については触れませんのであしからず! Deco Palace とは小ホールほどの面積、天井高を誇る大型のインテリア雑貨ショップ。キッチン雑貨、テーブルウェア、ファブリック、アロマ関連用品、ガーデン関連用品、バス関連用品、ステーショナリー、照明、家具などホームデコレーションを一通り網羅する品揃

        • インテリアショップノート(Natura Casa)

          筆者が現在生活をしているスペイン・バルセロナを中心に、足を運んだインテリアショップで目に留まったものやお店の印象などについて個人的かつ主観的な目線で書き記します。専門的なこと、お店の評価については触れませんのであしからず! Natura とはバルセロナオリンピックが開催された1992年、Naturaの最初の店舗をバルセロナにオープン。現在までにスペイン国内のみならずポルトガルやアンドラ公国などを含めて221店舗を展開し、空港内にも店舗を構える人気インテリア雑貨ショップ。

        マガジン

        • インテリアショップノート
          3本
        • 蚤の市便り
          11本

        記事

          蚤の市便り(DAY11)

          このあいだ、リクエストが重なって同年代の友だちをふたり蚤の市にお連れした。バルセロナの街に詳しい人たちもエンカンツの蚤の市は行ったことがない人が結構いるようで、連れてって!と言われることが増えた。 スウェーデンやフランスの蚤の市などと違ってカオスな蚤の市なのがエンカンツの魅力なのだけど(経験上、ベルリンの蚤の市もカオスに分類される)、ちょっと素敵な蚤の市を想像されていたらどうしよう...。不安を消すため必要以上に「本当に雑多な蚤の市だよ?」と行く前から念を押す。全然いいよ!

          蚤の市便り(DAY11)

          縦長の窓辺で考えごとを #1

          時々思いもしないタイミングで想像以上に大きなきっかけをもらうことがある。思いもしないことなので心底驚いて身震いしたあと、全身の勇気をかき集めて「やりたいです」とか「行きたいです」とか「ずっと好きだったんです」とかなんとか口にするのだけど、次の瞬間私の心を占めるのはほとんど恐怖と不安だ。私は積極的なのに、極度の怖がりでもある。 そういう幸運なきっかけが身に迫ってはじめて、自分が本当に自分のことを信用しているかどうか試されるのかもしれない。最も怖いのは自分を信用しきれないできっ

          縦長の窓辺で考えごとを #1

          蚤の市便り(DAY10)

          誰かと一緒に蚤の市に行くことについて今日は書いてみようと思う。 このあいだ、マルタと一緒に蚤の市に行った。マルタの目的は素敵な額縁を安く買うことで、私の目的はいつも通り何か面白いものを探すこと。飼い犬のナルー(チワワ)を連れてひとりでなら20分ちょっとで着く道のりを、なんだかんだと40分近くかけてふたりと1匹で会場に向かった。 普段、私は早歩きといってもいいくらいのスピードでスタスタと歩く。目的地があるとき、あまり道草するのは性に合わず早く着きたくてそうなる。マルタは違う

          蚤の市便り(DAY10)

          雑誌『apartamento』 のインテリアが意味するもの

          『apartamento』というインテリア雑誌がある。スペイン発の一風変わったインテリア雑誌(表記は英語、日本版は和訳付)として熱心な読者を世界中に持ち、2008年の創刊以来、年2回ペースで発売するたび売り切れ、バックナンバーもほとんど売り切れ、スペインで€15で売られているものが日本だと3,000円ほどで売られていて、厄介なことに古本になると5,000円-8,000円前後(!)で取引されていたりする大変手に取りにくい雑誌のこと。 私がよく買っていたのは2012年頃のことだ

          雑誌『apartamento』 のインテリアが意味するもの

          蚤の市便り(DAY9)

          自分の好みは偏っていると思う。基本的にモノトーンよりも色のあるものが好きで、シンプルよりは装飾が好きで、可愛いものは大好きだ。そのものが「楽しい」ことは自分にとってはとても重要だと思う。楽しいものには人生の良い部分が詰まっている。 お店をやるなら自分の好みだけでない視点でものを選ばなくちゃいけない...と思うこともあるけど、結局自分の好きなもの(できれば手放したくないくらい)を買うほうが例えそのものを自分の手元にずっと置いておけなくても自分の身の一部になる気がする。身になら

          蚤の市便り(DAY9)

          蚤の市便り(DAY8)

          今年のバルセロナは例年よりも寒い日が多いみたいで、日本も大雪が続いているという話を聞くと世界的に寒い冬なのだろうか。親戚のいる秋田でも豪雪で雪かきもままならない事態らしい。対して、東京の友だちがシェアしてくれた動画では積雪したマドリードの街中で颯爽とスノボやスキー、さらには犬ぞりで遊ぶ大人たち。雪の量はもちろん比べ物にならないけれど、スペインの大人たちのエンジョイ力(りょく)は素晴らしい。 時間と体力を会話に注ぎ込むひとたちが多いスペインだからこそ、ひとびとのあいだにユーモ

          蚤の市便り(DAY8)

          蚤の市便り(DAY7)

          年末の蚤の市は普段と違う顔を見せていた。常連のお客に加え、クリスマスの贈り物を探しにくる人たちがうんと増えることもあって、どの時間帯に行っても人が多い。出店者側も品揃えの雰囲気が違うし、古いものだけでなくクリスマスに纏わる雑貨やディナー用のテーブル用品を売るお店が増える。いつもここはカオスだけれど、クリスマスを前にしたお客の購買熱の高さも相まって、具の多すぎるスープ鍋のように混沌としている。 時々入場のための長い列を作っているのを見て断念したり、時間帯を変えたりして変則的に

          蚤の市便り(DAY7)

          蚤の市便り(DAY6)

          久しぶりのお便りになってしまったけれど、蚤の市には相変わらず通っている。更新までのあいだ、2週間ほど蚤の市会場も閉鎖されたりもしたけれど、もともと半オープンエアな会場なので間もなくして再開されてほっとした。 なんだか張り合いのない1日だな、と思っていても蚤の市に行くとそんなことも忘れて物をひとつひとつ見ていくことに没頭する。まず会場の入り口でガードマンのひとに元気に「Hola!」と声をかけて消毒液をかけてもらう。ただの消毒なのだけど、なんだかこれは私の中で蚤の市の神聖な儀式

          蚤の市便り(DAY6)

          蚤の市便り(DAY5)

          バルセロナも秋を感じる曇りの日が増えてきた。来る前は強い日差しがさんさんと降り注ぐイメージしか持っていなかったここにも、秋になると雨の日や風が強い日もわりとあることを知る。ヨーロッパらしいこういう灰色の日は、けっこう居心地がいい。高校卒業して東京に引っ越してからもうだいぶ経つのに、私はまだ新潟の不機嫌な空を頻繁に思い出している。 隣の部屋に住むスペイン人のマルタに秋の天気のことを話すと、バスク育ちの彼女も同じようにこの天気にほっとすることがあると言う。でもバルセロナに長く暮

          蚤の市便り(DAY5)

          蚤の市便り(DAY4)

          とある日のエンカンツ蚤の市で、値切りすぎて雰囲気が悪くなってしまったことを帰り道ちょっと後悔しながら歩いていた。店主のおじちゃんやおにいちゃんたちの値付けは適当なことがほとんどで、そのものの状態を加味してくれたり、そのものの出自や来歴を添えてくれることもまたほとんどない。突然突拍子のない金額をいうことがあるので負けないでいると突然突拍子のない金額で決着がついたりする。不満そうな顔で袋に雑多に詰められて無愛想によこされる罪のないかわいい割れものたち。 状態も良くないものを丁寧

          蚤の市便り(DAY4)

          蚤の市便り (DAY3)

          毎週木曜日から週末にかけて、バルセロナの大聖堂(カテドラル)前の広場でも蚤の市が開かれている。木曜日はエンカンツ蚤の市もおやすみなので早速行ってみると、いつもベンチや石の階段に腰掛けておしゃべりする人たちで賑わっている広場の中央に白いテントの蚤の市がこじんまりと出現していた。 エンカンツ蚤の市に目が慣れてしまったために、あまりに状態が良く値段も立派なこちらの蚤の市にちょっとドギマギしてしまう。出店者のひとたちはおそらくプロのアンティーク商の方々で、そのあたりもエンカンツ蚤の

          蚤の市便り(DAY2)

          週に4日開催されている蚤の市に連日出かけるとどんな様子だろう?2日連続で訪れてみた。普通の蚤の市は朝からお昼までに訪れるほうがお宝に出会える確率も高いのでうんと早起きしていくけれど、スペインの蚤の市はどうやらそうとも言えない感じがする。まず朝が遅い。だんだん集まる感じなので早い時間だとあまり活気もない。この日は私も出遅れて16時〜17時くらいに会場に行ったけれど、初日のお昼くらいよりもずっと人出もあって活気があった。出店も多かった気がする。 もともと朝にめっぽう弱い私には向

          蚤の市便り(DAY2)