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Interbeing Research Project(松本紹圭・大成弘子)の研究メモ

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最近の記事

ニューヨーク特別講演『日本的リーダーシップ 〜私たちはいかにして「未来世代のよりよい祖先」になれるか〜』

2023年7月6日(木)、午後6時から東京大学ニューヨークオフィスで実施された「日本的リーダーシップ 〜私たちはいかにして「未来世代のよりよい祖先」になれるか〜」と題する講演に、約20名の参加者が集まりました。 【講演概要】 日  時:2023年 7月 6日(木)午後6時(東海岸時間) タイトル:分断の時代を生き抜く智慧を学ぶ日本的リーダーシップ      ~私たちはいかにして「未来世代のよりよい祖先」になれるか 場  所 :東京大学ニューヨークオフィス 現代社会での豊か

    • 楽天オンライン講演録:"Mindfulness, Ancestors, and Self-Cultivation"

      2022年9月に楽天の社員向けに松本紹圭がオンライン講演を行いました。楽天では公用語が英語ということもあり、講演は英語で行われましたが、この講演録では、日本語に翻訳して講演内容を書いています。 Mindfulnessについて~日本仏教におけるマインドフルネスとは?今日の講演では3つのトピックを用意しました。"Mindfulness, Ancestors, and Self-cultivation"(マインドフルネス、祖先、そして修養)についてです。 まず、Mindfuln

      • 産業僧勉強会~プラユキ・ナラテボー師にとっての産業僧対話とは?

        Interbeing社では、企業で働く人々と僧侶との1対1の対話を提供しています。「産業医」は働く人の健康状態を診て必要なケアを施しますが、「産業僧」は、人生に起こる様々な苦に対応し、日々の習慣から生き方まで、人生のウェルビーイングを高めていく役割を担います。 産業僧対話は、従業員と対話したら終わりではなく、よりよい場となるよう、産業僧だけでなく、データサイエンスチームや運用チームも一緒になって情報交換したり、議論しています。今回、産業僧として、僧侶の方々がどのようなことを

        • 旭化成研修:「よき祖先」を通じて学ぶ長期思考プログラム

          2021年10月に旭化成株式会社の次世代経営リーダー育成制度における約半年間の選抜研修内で『「よき祖先」を通じて学ぶ長期思考プログラム』(1日のオンライン研修)を実施いたしました。選抜研修全体のプログラムは、次世代の経営リーダーに求められる事業構想力やリーダーシップ力などを養うことを主な目的としています。その中で今回の1日のプログラムでは、現代仏教僧である松本紹圭が講師を務め、「ディープタイムという悠久の時間体験」を通して創造力にアクセスできるよう研修をプログラムしました。

        • ニューヨーク特別講演『日本的リーダーシップ 〜私たちはいかにして「未来世代のよりよい祖先」になれるか〜』

        • 楽天オンライン講演録:"Mindfulness, Ancestors, and Self-Cultivation"

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          老舗企業IHIが未来世代に引き継いでいくもの

          株式会社IHI技術開発本部で毎年開催されている夏祭りの前夜祭にて、「繋がり」をテーマにオンラインで講演しました。IHIは1853年(嘉永6年)創業、167年の歴史を持つ老舗の機械メーカーです。技術開発本部は、IHIの技術を支える部門としてイノベーション創出に取り組んでいます。IHIが提供する製品の開発は数十年に及ぶものもあり、一世代だけでは完成せずに次の世代にバトンを引き継ぎ、ようやく果実を得る場合もあります。そんなロングタームなビジネスの技術を支えるIHI技術開発本部と、未

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          朝のお寺の掃除は利他の実践である

          1.はじめに - 掃除と幸福の調査についてマインドフルネスといえば、Googleをはじめ世界中の企業で福利厚生の一貫として取り入れている。マインドフルネスはいま起きていることに意識を向け、とらわれのない状態で、ただ観ることと定義される(Kabat‐Zinn 1991)。瞑想のイメージが強いマインドフルネスではあるが、より日常的にできるマインドフルネスとして「掃除」がある。マインドフルネスの高い人は幸福度が高いという研究結果(Sugiura 2018)もあるが、掃除をすることと

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