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中国製携帯電話で北朝鮮の”要人警護情報”が漏洩!? 金与正氏が党・政府・軍幹部の使用禁止を厳命


【画像① 実体的な動きが不透明であやふやな「金正恩」総書記の影で、実質的な権力行使と統制を行っているように見える妹の金与正氏は、外交、国内統制の重要場面でチラチラと姿を表し言葉を発している。】



◆6月のプーチン訪朝時の警備情報が漏洩!




北朝鮮では、中国への情報漏洩がちょっとした騒ぎになっている。6月にロシアのプーチン大統領が平壌を訪れた際の警護態勢にかかわる情報が、中国側に筒抜けになっていたのだという。国家保衛部を権力基盤とし、情報管理にも目を光らせている最高指導者「金正恩」総書記の妹、金与正氏(朝鮮労働党中央組織指導部第1副部長)は要人警護部門責任者を解任し、同時に情報漏洩ルート解明を進めさせたところ、重大な原因のひとつが党・政府や軍の幹部が用いる中国製携帯電話だったことが判明した。


最近でも、中国遼寧省丹東市と河を挟んで接する北朝鮮新義州で大規模な洪水が発生し「金正恩」氏が現地指導で救援活動を視察に入った際、その活動の詳細を報道前に中国側が把握していたことが判明。事態を重視した金与正氏は、特に中国と国境を接する4道(咸鏡北道、両江道、慈江道、平安北道)を秘密裡の現地指導に入り、調査をさせた上で各道政府と党のトップ、駐留軍部隊司令官らと面談し、情報管理是正措置をとった。



【画像② 北朝鮮における携帯電話(スマホ、iPhone)の普及は、2020年時点のデータでも400万台程度と言われるが、それでも国民の6人に1人の普及率にはなっている。幹部などエリート層では、ほとんどが所持し使用していると見てよいが、大部分が中国製品と見られる。】


◆「最高指示が漏洩していることは許されぬ事態」~金与正第1副部長




金与正氏指示による”手入れ”で、特に朝中国境地帯から中国への情報漏洩の深刻な実態が分かったという。

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