”都知事選惨敗”の蓮舫氏に立憲民主党が”救済計画”~2025年参院選で全国比例で参院へ復活図る~東京から落ち延び
◆「国政選挙はもう考えない」と落ち込んでいた蓮舫氏に救いの手?
7月7日投開票の東京都知事選挙は、参院議員を辞職して出馬した蓮舫氏(56)、そして所属していた(立候補で離党)立憲民主党にとって衝撃的な結果だった。「首都決戦」「女の戦い」とメディアが煽る中、立憲民主党はもちろんのこと、社民党や共産党の全面的支援(皮肉なことに同党が前面に出過ぎたことが”敗因”の1つに数えられている)を受けて現職の小池百合子都知事(71)に挑戦状を叩きつけたのに、小池氏はおろかネット人気を背景に安芸高田市長から転出して出馬した石丸伸二氏(41)にも引き離され、3位にとどまることになったのは、記憶に新しい。
東京選挙区で4期連続当選してきたとはいえ、最後は大幅に得票を減らして限界を感じていたのか、参院議員を辞職して更に立憲民主党から離党してまで臨んだ都知事選。「相手(小池)はエベレストなのに、そのへんの山を登るような気持ちで出たのがそもそもの間違いだ…政治オンチとしかいいようがない」(与党幹部)と散々にいわれる惨敗ぶりに、「もはや蓮舫氏の政治生命は終わったのか」とまで囁かれるほどだった。
本人が7月13日夜にSNS(インスタグラム生配信)で「国政選挙はもう考えない。いったんピリオドだと思う」と述べて、政界引退を示唆するような姿勢すら示す落ち込みぶりだった。その背景には、都知事選で落選したとしても、次の”保険”と考えていた次期衆院選での東京都内からの出馬が、あまりのひどい結果で「当選がおぼつかない」という状況となってしまったことがあるのだという。
「東京都内でも”地盤”と考えていた住居のある目黒区はもとより、出馬を想定していた選挙区、さらには主要部で得票がふるわなかった。正に都民から”ダメ出し”をされた体で、衆院選はもちろん、参院選も東京選挙区から出られる状況ではなくなってしまった」(立憲民主党関係者)
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