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【自民党総裁選】”小泉進次郎氏、決戦投票生き残れず”濃厚~党員・党友票で高市早苗氏、石破茂氏”堅調”で推移


【画像① 9月14日、外国特派員協会で行われた自民党総裁候補公開討論会。】





◆総裁選終盤で小泉進次郎氏”頭打ち”、党員・党友支持は1、2位を石破茂、高市早苗両氏で安定




いよいよ、自民党総裁選も終盤となり、27日の投開票が目前となってきた。史上最多の9名という立候補者数を受け、大手メディアは独自に自民党の党員・党友の支持動向を調査しデータを蓄積してきたが、この度、日本テレビが20~21日に実施した調査結果を「インテリジェンス・ウェポン」は入手した。


日テレ調査は今回で3回目となるもので、党員1007人から回答を得たものと報告されている。


この内容分析については、下記リンクで23日夜にYouTube番組にて配信したが、あわせてその時使用した画像(画像②)を示そう。


(参考映像)「最新状況公開!!!自民党総裁選 情報錯綜/石破vs高市の決戦 進次郎フェイドアウト
政策・トークで不興買った小泉進次郎氏」2024/9/23 古是三春_篠原常一郎

https://www.youtube.com/live/7G_AlzaJKf4?si=Oz8V0QECafj6OwDK


【画像② 日テレ調査 9総裁候補ごとの党員・党友支持率。】




これを見ると、第1位の石破氏、第2位の高市氏で党員票のうちの6割弱を占めており、第3位の小泉氏まで合計すると73%となる。これは、以前、本noteでも取り上げた3氏で74%という到達とほとんど変わらず、その中で石破氏と高市氏が競り合って3割前後を分け合っているのに、小泉氏がジリジリと後退している(前回19%から14%へ)というように3者を比較しての内容には変化がある。


ありていに言うなら、当初、”最有力”と見られていた小泉氏が石破、高市両氏から次第に引き離され、このまま推移すれば「1、2位になった候補者の決戦投票」には届かないという結論が見えてきたということだ。



◆議員票を勘案すれば、「1位石破、2位高市」がさらに固いデータに




この度の日テレ調査では、議員票についてもやや幅のあるデータが報告されている。この間、いくつかのメディアが議員毎の支持動向を調査したデータを作成しており、それも本noteでは異なる機関や時期のものを2度に渡り示してきたが、それらに比べて幾分の変化が出ている。


そして、上記のYouTube番組で示したものだが、この調査による石破、高市、小泉3氏の現状での獲得議員票の見込数と党員票を勘案しての第1回目投票での3者の獲得票数は、次の画像③の通りである。


【画像③ 石破・高市・小泉3候補の議員票獲得見込み、党員票を勘案した第1回目投票での獲得票数見込み(日テレ調査3回目による)。】




こうなると、高市氏から30票、1位の石破氏から50票も引き離される見込みの小泉氏が、今後議員投票積み上げに努力しても、決戦投票に残れる見通しはますます暗いものとなる。

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