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高市早苗氏、9月の総裁選に向け起つ!? 「終戦の日」に”安倍晋三後継”掲げて決起集会~しかし、足を引っ張る動きが…
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◆8月15日に靖國神社参拝とセットで決起集会~高市早苗支援グループ
8月15日、自民党総裁選立候補を狙う有力者の一人と見なされている高市早苗経済安保担当相を支援するグループが事実上の決起集会を開催することが分かった。午前中に高市氏が九段のや靖國神社を参拝した後、午後には近くのホテルで金美齢氏などを招いて「8月15日に国家を考える会」主催の会合を開くという。
この動きを主導しているのは、作家の門田隆将氏で金美齢氏に協力を依頼したのも同氏だという。門田氏はこの間、前衆院議員の長尾敬氏らと共に「高市応援団」としての動きを強め、全国で高市氏をメインにした講演会開催を展開し、各地で会場は盛況だったとのことだ。門田氏も長尾氏も、文化人放送局などYouTube配信番組で活躍しており、講演会”集客”もネットでの両氏と高市氏の人気を活かしてのことに思える。
7月16日にも、東京・後楽園近くの文京シビックホールで「高市早苗&門田隆将 講演会」が「日本大好き市民の会」主催で開催され(有料集会)、大盛況だった。
「8月に入った。高市早苗氏と歩む会は4日に札幌で。また終戦記念日の15日には女性陣登壇による〈8月15日に国家を考える集い〉、24日には名古屋でのダブル講演会…他にも次々あるので、お見逃しなく。『保守・現実派”希望の星”』はいよいよ盛ん。あらゆる意味で日本を救ってほしい。特にあの覇権国家から」(X投稿、門田隆将
@KadotaRyusho https://x.com/KadotaRyusho/status/1818844460064948280
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◆第一関門は推薦人集め~自民党内に足を引っ張る動きも
前回総裁選に故・安倍晋三元首相の後押しもあって善戦したこともあり、いわゆる”保守”を自認する層に高市氏は人気が高い。昨年の8月15日も現職閣僚(現在と役職は同じ)でありながら靖國神社を参拝し、記者からの問いに「私費で玉串料を納め、『国務大臣・高市早苗』と記帳した」「国策に殉じられたみなさまに、哀悼の誠をささげ、感謝の思いを伝えてきた」と堂々と述べていたこともあり、この度、総裁選前の参拝を決起集会につなぐことで自らの姿勢を鮮明にする狙いがあるのだろう。
しかし、総裁選出馬の第一関門は「党所属国会議員20名の推薦」というハードルだ。世論調査などで「次の総理・総裁」として常にトップに名前のあがる石破茂元幹事長も、総裁選では毎度のように推薦人確保に苦労する。推薦人確保を目途に6月19日に開催した勉強会では、自身を含めて17人の議員しか集まらなかった。
前回総裁選で高市氏は安倍氏の応援がバックにあって出馬に必要な推薦人20名はすぐに集まったが、この度は旧安倍派=清和政策研究会も解散し、パーティー券裏金問題をめぐる処分で自民内保守派はバラバラにされていて状況が大きく異なる。
その上、明らかに”高市封じ”と見られる動きが自民党内にあるというのだ。
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