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はずされた林芳正前外相~「親中派」過ぎて自民党重鎮から敬遠
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◆「リン ホーセイ」と音読みされるくらい”中国べったり”で知られた林芳正目外相
岸田政権の9月13日の内閣改造は、うまく行ったとはいえない状況なのは、その後も内閣支持率が低迷を続け、世論調査によってはそれが30%を切っていることからも明らかである。しかし、この内閣改造でまさか自分が閣僚から外されるとは思わず、面くらっている人物がいる。この度、外務大臣の席を上川陽子氏に譲り、自身は首相派閥でもある自民党宏池会の座長に戻った林芳正氏である。
林氏は、氏名についても「はやし よしまさ」ではなく、マスコミや永田町関係者から中国人のように「リン ホーセイ」と音読みで呼ばれるくらい、その親中ぶりが沁みついた政治家である。
「(今度の内閣改造では)新外相に、『政界屈指の親中派』と言われる林芳正氏に代わって、法相時代にオウム幹部への死刑執行で胆力を示した上川氏を起用した」
この一文は、政界では親中派政党として知られる公明党の山口那津男代表が夕刊フジに連載しているコラムに書いたものである。親中派政党の代表から「政界屈指の親中派」と言われるのだから、林氏はこの界隈ではトップクラスの親中政治家なのだろう。
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◆自民党重鎮が「このご時世に親中派が内閣にいるんじゃ…」
外務省幹部はこう述べる。
「林大臣は、7月にジャカルタで中国の外交トップで元駐日大使の王毅中国共産党政治局員との会談をセットし、『日中関係の改善に取り組もう』と話し合ったばかり。具体的に中国問題と向き合おうとした矢先に、外相交代は予測しておらず、面くらっていた」
「外相就任後、林大臣は自民党内外から親中派ぶりを批判されるのを警戒し、中国との付き合い方については最新の注意を払っていたのだが、米中関係悪化の煽りもあって風当りが強くなっていた」
そして、ここのところ「木原誠二事件」など、思いもよらぬ”伏兵”のようなスキャンダルも露呈して政権イメージが悪くなってくる中、自民党重鎮から「ともかく、内閣支持率の低迷が党そのものの支持率低下に結びつく前に親中派なんか大臣から外してくれ」という声がはっきり出てきて、林氏の命運が決まったというのだ。
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