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石破首相、4月に大勝負か❓政権延命を懸けた「衆院解散・総選挙」説が浮上


【画像① トランプ大統領との首脳会談日程も次々と流れ、いまだ定まらないなど”冴えない”状況の続く石破茂首相だが、その胸中には政局を大きく揺るがす「大勝負」の構想が秘められているとの噂が流れ始めた。】






◆通常国会の開会と共に浮上した「4月解散」説


本日(1月24日)は通常国会の開会日だが、石破茂首相が「4月衆院解散・総選挙」を画策しているとの説が永田町で急速に広まっている。背景には、夏の参院選を前に党内でくすぶる「石破おろし」の動きと、企業・団体献金問題への対応での自民党内での”不協和音”がある。


しかし、今回の「解散」構想は自民党内抗争の範囲にとどまるものではなく、立憲民主党、国民民主党などを視野に入れた「大連立」につながるものとも考えられており、単なる政権延命だけでなく、日本政治全体の構図を大きく変える「大政局」にもつながる可能性がある。


◆石破「4月解散」プランの狙いは何か?


古手の自民党番政治記者は、次のように述べている。


「この度の石破『4月解散』プランに含まれる政策対応は、20年前の小泉純一郎政権が打ちあげた『自民党をぶっ壊す』路線にも匹敵するかもしれない。徹底して党内保守派の雄であった旧安倍派を排除し、ウィングを左に向けて大胆に広げ、『大連立』による安定政権を築くという野心的構想で、本当に踏み切ったら自民党は今までの自民党とは完全に決別することになるだろう。…しかし、失敗したら石破政権もろとも、自民党は存在そのものを無くすかもしれない」


【画像② 石破首相は政策的にはリベラル的な面が多々見られ、立憲民主党代表の野田佳彦元首相(右)にも近しいものがあるという。この2人が政局の中心に位置したことは、新たな「大連立」を準備することになったのかもしれない。】





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