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固定概念から解放される

25回目の投稿

 みなさまこんにちは。なんか私の前書いた記事が「eighttwoの共同運営マガジン」というものに追加されていました。追加してくださった方ありがとうございます!

美術界のイノベーション

 高校生になると音楽美術書道のような芸術の教科は選択できるようになります。私は芸術のセンスがないという自覚を持っていましたが、何となく楽しそうだからという理由で美術をとりました。
 さて、美術の授業にて「アートとは」という質問について考える時間がありました。「13歳からのアート思考」という本についての紹介だったのですが、これが結構考えさせられる内容でした。

 カメラが登場するまでの時代、美術の目的は物事を「写実的に」書くということでした。また、書く対象も人の顔であったりと現実にあるものがほとんだだったでしょう。
 しかし、カメラが登場してからリアリティでは写真に勝てなくなったため、美術の目的が壊れてしまいました。しかし、ここからアートの目的が変わったようです。下の作品はフランスの画家マティスの絵ですが(名前知らんごめん)

今までの時代の絵とは少し違っていました。リアリティを求めたものでは無かったのです。ピカソの絵などもそうでよね。今ままでの「絵は写実的でなければならない」という固定概念を彼らは取り払ったのでした。
 さらに、まだまだ改革が続いていきます。フランスの画家デュシャンは男性用便器を題材にしました。

 これも大きな改革でした。何がすごいかというと「美術は美しいものである」という概念を取っ払った作品であることです。男性用便器が美しいと思っている人なんかあんまり居ませんよね。それを題材にする、というのは美術の固定概念に大きな影響を与えたのでした。

 このほかにもいろいろなイノベーションがありました。今後も予想のつかない改革が起きることでしょう。

グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)

固定概念から解放される

 この話を聞いて「芸術は自由だ」とはどのようなことなのか何となくわかったような気がしました。同時に芸術の難しさを感じました。
 私たちは毎日の生活を固定概念をもとに過ごしています。だから、新しいものを作り上げるということが難しいのでしょう。また新しく作り上げたものには、「客観視したら賛否両論だった」というものが多いでしょう。それほど「新しいこと」は不安定であやふやなものでしょう。
 では、どうやったら創造力が身につくのでしょうか。自分でもよくわからないですが、日常生活から頑張らないといけなさそうですね。
 固定概念を持っていると視野が狭くなってしまいがちです。ですから、視野を広くすることが必要になるでしょう。また、視野を広げるためにはいろいろな世界を知っていなければなりません。経験や知識を少しずつ偏りなく身に着けることが大切になるのではないでしょうか。簡単ではないですがね。

編集後記25

 ここまで読んでくださったみなさまありがとうございました。話変わりますが「ウザいやつ」ってなんであそこまでウザいんでしょうね。まーじでウザい(とは本人の前では言えないから、心の中で悪口をつぶやく)。

 では、またいつか。


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