「ひとりかくれんぼ」の本当の恐怖
28回目の投稿
みなさまこんにちは。「あなたは幽霊を信じますか?」という問いを友達にされたので、幽霊関連で「ひとりかくれんぼ」というものについて考えたみます。
HITORIKAKURENBO(ひとりかくれんぼ)
「ひとりかくれんぼ」をご存じでしょうか。「ひとりかくれんぼ」と聞くと、陰キャボッチが夕暮れの公園でやってそうなイメージがありますが、それではないです。「ひとりかくれんぼ」とは「降霊術」の一種とされる儀式(というか都市伝説?)です。
すごく胡散臭いものですが、胡散臭さの割には結構怖いことやってます。ひとりかくれんぼのやり方は以下の通りです。
やり方
(用意するもの)
・手足のあるぬいぐるみ
・米
・赤い糸と針(縫う奴)
・爪切り
・包丁などの刃物
・塩化ナトリウム水溶液(理系として食塩水と言うわけにはいかない)
(下準備)
・爪を切って取っておく
・ぬいぐるみの名前を決める
・ぬいぐるみの中の綿を抜き取って、米を詰めて縫う。余った糸は周りにくくりつける
・飽和塩化ナトリウム水溶液を用意する
・お風呂場に水を張っておく
1.午前3時 開始
ぬいぐるみに「はじめは(ぬいぐるみにつけた名前)が鬼です」と三回唱えて、そのまま風呂場に行ってそのぬいぐるみを沈める。
2.いい感じの雰囲気を作る
家中の照明を全部消して真っ暗にする。そしてテレビの電源をつけ、砂嵐を流す(そんなのあるか?)。そして目をつぶって10秒数える。
3.ぬいぐるみを刺す
刃物を持ち風呂場に行き、ぬいぐるみに「(ぬいぐるみにつけた名前)見つけた」と言いぬいぐるみに刃物を 刺す。そして「次は(ぬいぐるみにつけた名前)が鬼!」とぬいぐるみに言う。
4.隠れる
用意しておいた塩化ナトリウム水溶液をもって見つかりにくいところに隠れる(このとき水溶液を忘れると死ぬらしい)。するといろんな怪奇現象が起きるが、隠れ続ける。
5.終わる
終わらせたいときは、水溶液を少し口に含む。そして残った水溶液を持ち、水溶液を口に含んだままぬいぐるみを探す。見つけたらコップの溶液、口内の溶液の順に溶液をぬいぐるみにかける。「私の勝ち」と三回唱えて終了。
一番怖いのは「精神崩壊」
やり方は以上の通りです(参考:【実行厳禁】ひとりかくれんぼのやり方・注意点まとめ【降霊術】 | JUVENIS)。
私はあんまり幽霊とか信じない(いて欲しいとは思っている)タイプのヒトです。でも、やっていることが結構凄すぎてこれは無理ですね。
どうやら「ひとりかくれんぼ」で呼び出すことのできる霊は、低級の霊らしくそんな強力ではないようです。でも幽霊が呼び出されたかと思うと怖いです(笑)。
さてひとりかくれんぼに関する記事を探していたら、こんな記事を見つけました。ひとりかくれんぼに失敗した結果|心身に現れた3つの異変と副作用 - 略してとりてみ (toritemi.com)という記事です。
この記事は、ひとりかくれんぼの儀式に失敗した結果、自分の体に何が起こったかをまとめたものですが、この記事の中で筆者は「不調の原因は思い込みである」と言っています。
「幽霊」は幻覚・思い込みでしかない、と言う人もいますよね。でも、幻覚でも見えてたら、それはそれで問題だと思います。その本人の視界に貞子がいるなら、もし現実にいなかったとしても、その人にとっては貞子がそこに「いる」のです。
ですからこのような降霊術の怖さは「幽霊がいるかどうか」もありますが、「自分の精神状態が壊れる」ということでもあるのでしょう。
幽霊はいるのかいないのか
さて、散々「幽霊はいない」という前提で書いてきましたが、この前提条件そのものはどうなのでしょうね。
冝保愛子さん、という霊能力者をご存じですか?この人は「本物の霊能力者」と言われていた方で、テレビ出演も結構していたようです。
冝保さんはよくテレビの企画で芸能人さんを霊視するということが多くあったようですが、この霊視がすごかったらしいです。芸能人さんのご家族の様子や本人の体調などをすべて言い当てたらしいです。
このような企画は、テレビ局によるやらせである可能性があります。でも、嘘であるとも言い切れません。本当だったら凄いですよね。冝保さんは本当に見えていたのでしょうか(なんかこれは本物のような気がします。。。)
結局のところ、幽霊がいるかいないかなんて死んでみないとわからないです。だから信じたかったら信じればいいし、信じないならそれでいいと思います。「ええお前幽霊しんじてんの?」とか言ってバカにするのもどうかと思います。なぜなら、幽霊がいないことの証明ができないからです。
編集後記28
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。やっぱり、幽霊はいて欲しいですね。もしいるなら何か自分が失敗したとき「幽霊のせいだから」と言い訳できるし、何より「死後の世界の存在」が保証できるからです。
こんなこと言ってたらほんまに呪われそうです。
では、またいつか。