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【大学生のあなたへ】起業家になるために知っておくべき5つのこと


1.起業というファーストキャリア

大学生時代、一番の大きな課題は就職活動と言えるでしょう。
「将来のために大企業に就職したい」「憧れの〇〇企業に就職したい」など就職活動の軸は人それぞれあると思います。

しかし「起業」はファーストキャリアの選択肢として注目されにくい状況にあります。

実際、2012年に行われた調査によると、日本全国にて「2012年に新たに起業家となった者のうち、24歳以下の者は全体の3.4%であった」と記されています。

Recruit Works Institute「就職ではない「新卒起業」というキャリア選択」(2018/2/20)(https://www.works-i.com/column/policy/detail013.html)

100年キャリアのこの時代、未だ、ファーストキャリアは新卒採用と多くの人が考えているでしょう。
確かに、失業率も低く、教育制度が整っている企業も多く、キャリアの第一歩として最適であると考えます。

しかし、学生という若さがあるからこそ、選択肢は広くあるべきではないでしょうか。
「起業」という選択肢を恐れる人もたくさんいますが、その分たくさんの魅力もあるのではないでしょうか。

学生時代、もしくは、若年層が起業することのメリットとして、起業により就労機会が損なわれることが少ないことが挙げられます。
時間の余裕も多く、単身である場合が多いため、生活のリスクも若年層の方が比較的少ないのです。

また、 起業でしか培えない経験をすることによって、将来、他の企業に就職する場合や、再起業する場合において、大きく役立つと考えられます。
「起業」において、失敗を恐れる学生も多いですが、失敗も経験のうちとして、成長の機会となります。

何よりもやりたいことが自由にできるのが一番の魅力ではないでしょうか。
実際に、企業や独立している人の方が仕事に満足し、やりがいを感じている割合が高いことが見受けられます。

Recruit Works Institute「就職ではない「新卒起業」というキャリア選択」(2018/2/20)
(https://www.works-i.com/column/policy/detail013.html)

これらから、「実行力」や「チャレンジ精神」などが鍛えられ、
起業をしていない他の若年層と一線を画する人になれることと思います。

これらを踏まえた上で、「起業に興味があるが、何から始めたらいいのかわからない」という学生のみなさんと共に、
「起業家」として独立するまでの道のりを学び、紹介していきます。

2.ビジネスアイデア

将来的に起業をしたい。でも、どんなビジネスで起業したいかわからない」という学生のみなさん。

実際に私もそのうちの一人でした。

少し前までは、特にやりたいことはないけど、起業してみたいなと興味本位で考えていた程度でした。
しかし、「起業」という言葉を大きく考え、「何かいいアイデアを考えなきゃ」と多大なプレッシャーを自分自身にかけてしまっていました。

「いいビジネスアイデア」とは、決して「偉大なアイデア」ではありません
実際、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグのように世の中に大きな影響を与えた偉大な起業家たちも多く存在します。

しかし、私が考える「いいビジネスアイデア」とは、自分自身の能力を、
社会の不便さを解決するためのツールとして使うための「架け橋」となるアイデアです。

「起業家」を目指す学生の私が、実際に実践している3つのことを紹介したいと思います。

自己分析

1つ目は、「自己分析」です。
自分は何ができるのか、長所短所は何なのか、どのようなことに興味があって、何を大事にしたいのか。
起業家の道は選択肢だらけです。
常日頃から意思決定の機会がたくさんあります。

そこで、自分自身の中の軸が明確にあることで、常により良い選択ができると考えています。

起業家の友人も私に一度言いました。
「俺は、どれだけ儲かる話でも自分の理念に反することは絶対しない。そして俺の理念を理解してくれない相手ともビジネスはしない。」
ビジネスアイデアも大事ですが、自分をしっかり理解することも大事な要素だと考えます。

さまざまな経験

2つ目は、社会に出て、さまざまな経験をすることです。
新しい経験や視点を手に入れることで、面白いアイデアが思いついたり、新たな気づきを発見することができます。

私の場合は、長期インターンシップを始めてから、実際に社会に出て、
色々経験して、さまざまな業界の需要を見て体感し、それらの需要がどのように起業によって供給されているかを学ぶ機会をたくさんいただきました。さまざまな人生経験を積んだ大人の方々と話をし、毎日新しい学びの積み重ねです。

ある人が数十年かけて学んだ人生の教訓などを数時間で学ぶことができる素晴らしい機会を逃さず、積極的に行動することを心がけています。

恐れず声に出して発言

3つ目は、恐れず声に出して発言することです。
漠然とした発言でも、手を差し伸べてくれる大人の方々はたくさんいらっしゃいます

将来の夢や目標を声にして発言することから始めると、思わぬ形で、その道は広がっていきます。
そして、周りのアドバイスや意見から新たな視点があなたの中で生まれ、
新しいアイデアと繋がっていくのです。

批判されることを恐れては大事な機会を逃してしまうかもしれません
最近ではSNSなどのソーシャルツールなどを活用し、ビジネスパートナーを見つけている方々も少なくありません。

私は起業経験者ではありません。
以上の3点はただの意見に過ぎませんが、これを機に「起業」に少しでも
興味のある学生のみなさんに行動する意欲やモチベーションを与えられたらと思います。

3.ビジネスプランの立て方

さて、起業するにあたって、準備した方がいいと言われている「事業計画書」ですが、書いたことがないという学生の方々がほとんどだと思います。絶対に必要な書類という訳ではありません。
実際に事業計画書なしに、立ち上げられた企業も存在しますが、事業計画書を作成した方がいいメリットはたくさんあります。

まず初めに「事業計画書」とは、簡単に言うと「ビジネスの設計図」です。
計画書を書き出すことで、よりアイデアが明確になり、ビジネスの規模や競合との比較、必要な資金やリソースなど、さまざまな情報がより明らかになります。
また、現在足りていない要素や、必要な準備箇所など、課題を明白にすることで、より「成功」に近づくと考えられます。

「事業計画書」を書くにあたって、大事なポイントは、

  • オーディエンスが誰かを知る

  • 明確な目標を掲げる

  • 研究に投資する

  • 要点を短くまとめる

の4点が挙げられます。

また、事業計画書は資金集めの際にも役立つ資料となる場合があります。
自分のために書いているのだとしても、他の人が読んで理解できるようにしっかり情報をまとめ、構造化するといいでしょう

また、事業計画書に決まったテンプレートはありません。
ビジネスに応じて、必要な項目や構成は変わります。
その上、事業計画書を書くときに考えたいポイントは以下の例のようにたくさんあります。

  • どのような事業ですか?

  • 実際に何をしたいのですか?

  • 何を販売するのですか?

  • どのように販売しますか?

  • どのように差別化をしますか?

  • どのような人たちに向けて販売しますか?

  • 現在どのくらいの資金がありますか?

  • 今後どのくらいの収入を見込んでいますか?

  • どのくらいの資金を求めていますか?

  • ビジネスに関わるのは誰ですか?

しかし、これだけだは想像がつきにくい方もいらっしゃると思うので、
ハウツーサイトnanapiを創業した古川健介さんが、実際に作成された事業計画書(ビジネスプラン)をネットで公開しているリンクを以下に共有しておきますので、ぜひ確認してみてください。

FINDJOB!「ネットで見れる企画書!3億3000万円を調達した「nanapiの事業計画書」を公開します。」(2013/11/26)

https://www.find-job.net/startup/business-plan-of-nanapi

実際に書き始めると、たくさんの疑問点や課題が見つかると思います。
その時は、起業セミナーに参加してみたり、大学の教授やインターン先の社員の方など、周りの方々に相談してみたり、起業家の方々が出している本を読んでみたりしてみてください。

行き詰まったと感じる時こそ、外からの影響に敏感になって、新しい知識や視点を手に入れることによって、次の一歩に繋がると考えます。

4.資金集めの方法

学生が起業するにあたって、難点となるのが資金調達と言われています。
時間や体力、また柔軟な思考を携えていても、起業するにはそれなりの資金が必要です。

実際、起業用の資金調達と聞くと、多くの方が数百万くらい必要と想像されますが、実際、少額の費用で起業は可能です
そこで今回は学生におすすめの資金調達の方法を紹介いたします。

・貯金

一番シンプルな資金集めの方法です。
自力で貯金をする必要はありますが、アルバイトなどをされている学生の方も多いと思うので、学生時代の時間の猶予を活かして貯金する方法をおすすめします。
貯金の場合、第三者が関わらないので、返済の必要もなく安心して自由に使うことができます
有給の長期インターンシップなどもあるので、経験を積みながら、貯金をすることも可能です。

・ビジネスコンテストの賞金

ビジネスコンテストとは、優秀な新しいビジネスアイデアを競うコンテストです。
ビジネスコンテストの中には、賞金が発生するものもあり、起業資金として使うことが可能です。
こちらも返金の必要がないので、自由に資金を使用することができます。
ビジネスコンテストに参加することで、事業計画書がより深掘りされたり、専門家の方達の貴重な意見をいただける機会もある可能性があります

・家族からの借入

家族からお金を借り入れる方法もあります。
これは、家庭状況に応じてですが、家族メンバーから経済的な面でもサポートしていただけるのであれば、自身の貯金額に加えて家族からお金を借り入れることでより多額の資金を調達することが可能です。
親しい間柄での貸し借りなので、比較的融通が効きやすく、審査などを通さず借入が可能でしょう。

・クラウドファンデイング

クラウドファンディングは、インターネットを通じて事業に興味を持ってくれた個人からの少額ずつの投資額を合わせ資金を調達できる方法です。
比較的簡単に始めることができるのですが、強い共感を呼ぶようなストーリー性や特徴などが必要となってきます。
リスク面では比較的少ないと言えますが、資金調達目標達成への工夫が必要となってくるでしょう。

・エンジェル投資家からの投資

エンジェル投資家とは、スタートアップ企業に投資する個人投資家のことです。
ただ、起業直後の投資は信用問題もあり、かなり厳しいと言われています。また、投資家も儲けを得るために、出資先へアドバイスなどをする場合があります。
そのため、自由度は比較的低く、個人的にはあまりおすすめしません。
企業が成長し、事業拡大などを考える際には、エンジェル投資家からの投資を検討してみてもいいかもしれません。

以上は、資金調達方法の一部に過ぎません。
他にも手段はもちろんありますが、やはり、起業はいかにリスクを少なく始めるかだと思います。
少しずつ事業を軌道にのせ、自分のタイミングで、必要であれば必要な分
資金調達をしましょう。

私は、現在有給の長期インターンシップをしていて、少しずつですが、貯金をしている途中です。
学生時代は時間に余裕がある分お金もたくさん使いがちになってしまいますが、無理のない範囲で貯金をすることで、将来へのワクワクも高まっています。
みなさんも是非、自分にあった資金集めの方法で、目標に向かって頑張ってください。

5.人的コネクションの作り方

コネクションの作り方ですが、これは「人望を厚く築き上げる」の一言にこしたことないです。

常に有言実行を目指し、責任感強く、前向きに、でも謙虚に、努力していけば人望は厚くなっていきます。

ただ、正直、簡単そうに見えて、難しいです。

「人望が厚い人になる」など格好つけて言っていますが、実際、大事なのは「甘え上手になること」だと思います。

例えば、40歳の社会人の方と20歳の学生とでは、二倍以上の人生経験の差があります。
どれだけ優秀で賢い学生であっても、知識だけでは補いきれない事例は必ずあるでしょう。

特に起業をする場合、経営者としての経験値がゼロからスタートするので、知識はあっても、周りの先輩経営者の方々に教わることはたくさんあります。

起業をするにあたって、つまづいた時などに、頼れる先輩や相談できる相手が入れば良いですよね。

でも、そもそも、大学生のうちに、社会人の方々と繋がれる機会ってなかなかないですよね。
甘え上手であっても甘えられる相手がいなければ意味がないです。

では、どう人脈を広げれば良いのでしょうか

方法はたくさんあると思いますが、私がおすすめするのは大きく二つです。
ビジネスコンテストへの参加と長期インターンシップです。

まずはビジコンの参加からお話します。

ビジネスコンテストへの参加

ビジネスコンテストは、各都道府県で開催されていたり、大学内などで行われていたりします。
多くのビジコンでは、審査員の方や視聴者の方が経営者であることが多く、多くの経営者の方とお話しできる場となっています。

また、面白いビジネスプランを発表することで、多くの注目を浴びることができ、より話しやすい環境になるかもしれません。

私も実際、ビジコンに参加したことがあって、近畿各地に事業を持たれている経営者の方々とお話しすることができて、今もなお経営者Messengerグループの一員として情報集めを行っています。

長期インターンシップへの参加

次に長期インターンシップについてですが、他の記事でもたくさん長期インターンシップの魅力を紹介してきたと思いますが、手軽に経営者の方の話が聞けると言う意味で、とてもおすすめしたいです。

長期インターンシップでベンチャー企業などに務めると、勤務先の社長のみならず、その社長の周りにいる大人の方々にもお話しできる機会があるかもしれません。

実際に私の長期インターン先でも、社長を始め、社長の周りの経営者の方々がとても優しく、わからないことを質問をするとなんでも教えてくれました

意外と毎日の作業内容よりも経営者の方との食事会などの方が得るものが大きかったりするので、人脈って大事だなと常に実感しております。

人脈が広くて損することはないし、周りからの尊敬を得るためにも、日々真面目に頑張っていると、自然と周りにも尊敬できる努力家が集まってくると思います。

一緒に企業を目指すもの同士、頑張りましょうね!


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最後までご愛読いただきありがとうございました!
次回もお楽しみにしてください!!






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