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体質にあった度数のお酒を選ぼう!「お酒のアルコール度数の計算の仕方」
何気なく楽しんでいる、お酒のアルコール度数が気になったことはありませんか?お酒のボトルや、缶チューハイには度数が書いてあります。
しかし、自分でカクテルなどを作った場合はどれくらいの度数かわかりにくいですよね。今日は日本インストラクター技術協会のカクテルバーテンダーがその計算式を紹介します。
アルコール度数の計算式
「使用するアルコールの分量」
「使用するアルコールの度数」
「割りものの分量」
この3つがわかれば、カクテルのアルコール度数が計算できます。
こちらでは、計算をより単純にするために、氷の溶け具合などを計算式に入れていません。氷が入れば、結果より1〜2%ほどアルコール度数が低くなることがあります。
【計算式】
(1)〜(4)を計算していきます。
(1)使用するアルコールの分量×使用するアルコールの度数=「A」
(2)「A」+割りものの分量=「B」
(3)使用するアルコールの分量+割りものの分量=「C」(カクテル総量)
(4)「B」÷「C」=アルコール度数(%)
少しわかりにくいかもしれませんので、具体例で計算してみます。
例)カルーアミルク
カルーア…45ml(20度)
牛乳…90ml
(1)45ml× 20度=「900」
(2)900+90=「990」
(3)45+90=「135」
(4)990÷135=「7.3」
アルコール度数7.3%
例)焼酎お茶割り
焼酎…30ml(25度)
お茶…60ml
(1)30ml×25度=「750」
(2)750+60=「810」
(3)30+60=「90」
(4)810÷ 90=「9」
アルコール度数9%
「強い」お酒はアルコール度数が何度(%)から?
一般的なアルコール度数のイメージ
弱い…8%以下
普通
強い…25%以上
だいたい、これくらいの度数をイメージしておけばよいでしょう。
体質にあった度数のお酒を選びましょう!
人それぞれの体質によって、お酒への耐性は違います。
弱いお酒を飲んでも酔ってしまう人もいれば、強いお酒を飲んでもまったく酔わない人もいるでしょう。
ただ、一般的なアルコール度数の「強い」「弱い」というイメージは持っていると便利です。頭の片隅に入れておけば、バーなどで注文する際に役立ちます。
ご自分の体質にあった度数のお酒で、楽しい時間を過ごしてください。