#38 暴落時にやる、たった1つだけのこと。
「今後、数年はアメリカ経済の見通しが暗いので、下がったところで買い足す。」
この手の話を最近はよく目にします。
アメリカの銀行破綻による先行きの不安が広がっているようです。
また、2022年初めて投資をした人は世界経済が下落ぎみだったので、投資をやめる人も多かったと思います。
では、暴落や経済が下がり気味の時に私たちはどのような行動をしたら良いのでしょうか。
結論から言うと
「何もしないこと。」
です。
具体的には、それまで続けてきたドルコスト平均法でのつみたて投資を、思考停止で淡々と続けてください。
みなさんは、動物番組でライオンを見たことはあるでしょうか?
ライオンはエサを求めて一日中狩りをしている訳ではなく、ずっとあくびをしながらゴロゴロしています。
我々ヒト科が、あくせく働くのを横目に、のんびり生きてます。
しかし、一旦、狩りをするとなると、それまで休んで貯めていたエネルギーを一気に放出して、獲物を狙って、素早く狩りをします。
投資にも同じことが言えます。
景気が好調の時には、何も動かないのに、不安定になった途端に浮足立って、急に安定資産を買ったり
「安い時に買っておかないと」
という世の中の噂に流されて株を買い増したりと、動き回ります。
投資の格言に
「落ちるナイフを拾うな」
という言葉があります。
つまり、落ちているナイフを拾おうとすると血だらけになります。
そんな人いません(笑)
何もせずに放っておくのが一番です。
まとめ
暴落時には、みなさんの不安を煽って稼ごうと、様々な噂が流れ、出来るだけ得をしようと買い増したり、投資をやめてしまったり、浮足立って、動き回ります。
しかし、経済が下向きの時にやることはただ一つ
「何もしない」ことです。
投資初心者の場合は、これまで続けてきたドルコスト平均法を淡々と続けていきましょう。
そして、また経済が戻ってから動いたのでも全然、遅くありません。
長期分散投資は長い長い旅路です。
旅路の途中、風雨にさらされている時は、身体を固くして身を守り、じっと雨雲が通り過ぎるのを待ちましょう。
年間50冊以上のお金に関する本を読み漁り、40代で1400万円の資産を作った私が、「資産0円」から作り上げていったマインド、過程などを通じて、みなさまにも、その方法を、ささやかながらお伝えできたらと思います。
ちなみに、#38となっていますが、#100まで順番に読んで行ったら最後には「お金」の知識がついて、気がつけば、経済的自由に近づいているという設定になっています。長いお付き合いになるかもしれませんが、よろしくお願いしますm(__)m