#68 令和時代の人生最大の出費とは
みなさん、人生最大の出費と聞くと何を思い浮かべますか?
そう、「家」ですね。
でも、令和時代になってそれは一変しました。
人生の出費ランキングは以下のとおりです。
老後の費用 約7,400万円
住宅費 約3,000万円
子供の費用 約2,500万円
大学の費用 約800万円
(出典 financies in retirement new challenges new solutions)
老後の費用が「圧倒的に」最大の出費です。
医療の進歩に伴い長生きするようになり、国の社会保険料を圧迫していることから、老後な出費が減ることは、この先ないでしょう。
老後2,000万円問題がありましたが、私の計算では2,000万円でも全然足りません。
日本人の貯蓄額の中央値は60代で300万円です。全体でも45万円です。
これから何千万円と必要なのに、貯蓄がこれだけでは何十年後には老人が路上に死屍累々としている日本が目に浮かびます。
しかし、
このnoteでも散々書いてきたとおり、
■インデックス投資
■つみたて投資
■超長期投資
■守りの分散投資
これらをコツコツ実践していけば、3,000万円、5,000万円と貯めていくのは全然、無理な額ではありません。
ただし、それには15年、20年という長い年月が必要です。
また自分の資産を守るためにも継続的に学習することが大切です。
このnoteも始めは自分がインプットしたマネリテを少しでもたくさんの人に知ってもらいたいと思っていましたが、これまで書いてきて、頭を整理していく中で、これはもう「資産形成したほうが良い」ではなく「誰しもが資産形成をしなければならない。」「普段の雑談のようにお金の話をして、国民全員がマネリテを上げていかなければならない。」と強く感じています。
どう計算しても国は面倒を見きれません。
人口が減っていくので、年金を支える労働人口が減る上に、長生きにより年金が必要な金額が増えるからです。
しかも膨大な額が必要です。
ちなみに、アメリカの調査で「お金のことで後悔していること」を聞いたところ、「老後のお金を十分に貯金しなかったこと」です。
その人たちは、タイムマシーンに乗って、若い時に戻ったとしても、老後の準備はできないでしょう。何故なら、資産形成には欲に負けない自制心と、コツコツ続ける意志、またはお金を学習することが必要だからです。
みなさんは、このnoteやマネリテ本を読んで、今も楽しみながら老後の準備もコツコツとやっていける人たちです。
一緒に頑張りましょう!