地域づくり支援ハンドブック #2
今回も地域支援事業内の連動について。
1.在宅医療・介護連携(以下、医介連携)
2.介護予防・日常生活支援総合事業(以下、総合事業)
3.生活支援体制整備
4.認知症支援
今回は医介連携について。
特に昨年頃からBCPやACPについては行政も積極的に動かれている印象です。その他、寝屋川市では三師会(医師、歯科医師、薬剤師の会の総称)と、寝屋川市の高齢介護室や地域包括支援センター、寝リ連、訪問看護ステーションの会、ケアマネージャーの会、訪問介護の会、障害支援の会、デイサービスの会、介護タクシーなどなど様々な会の代表が定期的(2ヶ月に1会程度)に集まる場があります。
ちょっと前まではBCPの話題が多かったですね。今は診療報酬や介護報酬改定への対応が前回の話題でした。特に今回の介護報酬改定については訪問看護の改定の影響が大きく2点の議題がありました。
1.夜間や休日など、急遽、点滴が必要になった場合に薬局に在庫があれば迅速に対応しやすい
2.医師が疾病コードを記載してくれるのか?
1については薬局では多くの在庫を抱えることはできないので現実的ではないだろう。現状、クリニックに点滴を取りにいく必要があるが、それは誰がいくのか?医師会からは「優しい事業所さんは取りに来てくれている」(笑)とのことでしたが、点滴を取りにいくことが看護師の仕事なのかは私は分かりません。
2については、訪問看護の看護師が利用者の状況を記録する際に使用される(と思われる)コードがありますが、これを決めるのは誰でしょう?医師はそこまでしてくれないでしょう。ではこれも看護師が行うのでしょうか?(畑違いなので間違っていたらごめんなさい)
前回の会合では何かの結論が出た訳ではありませんが、こういう議論は続けるしかないと思います。それに並行して関係を作ることが有事の際には連携して行動を取れる基盤になると思います。
また市主導では医療職や介護職などの多職種で集まる場(研修や飲み会)を企画して頂いており、だいぶ顔の見える化は進んでいるのかなーと感じています。