こぎつね都都逸（もどき）その２

この記事に飽き足らず😅、こぎつね都都逸の2作目。

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妖術憶えた　子ぎつね兄弟　木の葉を集めて　悪だくみ

人間界の　お金に変えて　買い食いしたいな　いなり寿司

昔はここの　お稲荷さんに　毎日お供え　あったのに

今じゃ月イチ　ひどけりゃ年イチ　おかげでおなかが　ぺったんこ

師匠も手を焼く　不肖の生徒　修行サボりの　常習犯

5年もかけて　ようやく妖術　憶えたばかりの　ひよっこに

高度な術は　無理じゃないかと　タカをくくって　見ていたが

阿呆の一念　岩をも通す　空腹由来の　バカヂカラ

みごと木の葉を　お札に変えて　ドヤ顔している　弟子ぎつね

でもよく見れば　お札は緑　書いてある字は　エゲレス語

お師匠ぎつねが　横から出てきて　無情な事実を　伝えます

異国に行けば　使えるけれど　ここの国では　使えません

あまりのショックに　子ぎつねたちの　耳がしょんぼり　下がってる

気を取り直して　もう一度

あきらめません　黄金（きん）に輝く　おいなりさまを　食べるまで

返歌？
　両替すれば　使えるものを　敢えて言わない　お師匠さん