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【大切な試験当日、やっておきたいちょっとしたこと】

今週末はいよいよ大学入試共通テストです。
これまでの勉強の成果をしっかりと答案に注ぎ込むために、やるだけで点数が変わるであろう、ちょっとしたことを書いておきます。

私は、毎年これらを受験前の最後の授業で生徒たちに伝えるようにしています。情熱を込めた精神論の励ましより、すぐにできる、効果が期待できる小さなアドバイス。

■呼吸をしっかりして、脳に血と酸素を送る
緊張すると呼吸が浅くなり、脳に届く酸素の量が減ってしまいます。意識して、大問ごとに顔を上げて深呼吸するようにしましょう。
同じ理由で、緊張すると肩に力が入り、首肩頭の血流が鈍くなります。肩を開く意識をし、休み時間ごとに椅子から立ち上がり、軽く肩を動かしましょう。

■新鮮な空気を吸う
試験を受ける生徒みんなが緊張している上に、暖房が効いていると、空気がよどみます。休み時間はできれば廊下に出て新鮮な空気を吸うようにしましょう。気持ちの切り替えもできていい効果が出ます。

■気分を変えるコツ
続けて脳を使って全力で試験を受けていると、疲労感もだんだんと強くなっていきます。集中力が続かなくなっていると感じたら、もしくはその前に、気分転換が必要です。オススメは手を洗いに行くことです。冷たい水に触れ、石鹸で手を洗い、スッキリした気分になることで思いの外、気持ちの切り替えができます。

家を出るときには声に出して忘れ物確認、必ず自分でカバンにしまう。

受験票、鉛筆、消しゴム、腕時計など、必要なものを声出し確認、自分でカバンにしまい、忘れ物がないようにしましょう。
万が一何かを忘れたら、会場に着き次第すぐに学校関係者に報告し、どうしたらいいか聞くようにしましょう。
会場にいる大人は、皆さんが試験で全力を出し切れるよう応援しています。どんなミスがあっても、責めるようなことはないです。落ち着いて周りの大人に相談しましょう。

これまで勉強してきたことを思い返し、落ち着いて会場に向かってください。

あなたがたの会った試練で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試練に会わせることはないばかりか、試練と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。

聖書 コリント人への第一の手紙 10章13節




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