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30代のビジネスパーソンこそ、強みを整理しよう。

前回公開のnoteで転職先でのスタートダッシュについてまとめさせて頂きました。今回は、転職検討している人もしていない人にも、強みを客観的に理解したがいいよ。という話を書かせて頂きます。

読んで頂いている皆様のキャリアを考える機会になれば幸いです。

①自分を理解することの大事さに気づいたきっかけ。

前回の記事でも書きましたが、SaaS Studyの中の人は30代の普通のサラリーマンです。私自身も長らく社会人も経験してきて、成功も失敗も色々と経験して、ある程度仕事への自信もついてきていたのですが、ふと自分ってイケているのかな?という思いがよぎりました。皆様も、よくあることではないでしょうか。

ここで定義しておきたいのが、私の中のイケているの基準。

イケている=今の会社が潰れても収入を落とすことなく次に行けるか。

要は市場価値が高いのかどうかが気になったんですね。
市場価値も色々と考え方があると思いますが、私は市場価値とは、自分以外の人から見た自分の価値だと思ったので、まずは周りの人がどう自分を見ているのかを、身近な人に事あるごとに聞いていました。

直属のマネージャーはもちろん、一緒に仕事をしている同僚、家族、友人などなど。すごい漠然とした質問でしたが、

「〇〇さんからみて、最近の私ってどう見えてますか?」

と、1on1の場でマネージャーに聞いたり、家族にも聞いていました。
周囲の聞きやすい人から聞いてみるのが、手っ取り早くて良いですね。

②強みを理解することで、30代のキャリアが変わってくる。

自分自身を理解するのと合わせて、強みを理解して仕事を進めていくことで、仕事内容×強みの相乗効果が現れると感じます。

例えば、責任感が強みの人がカスタマーサポートの業務をすると、顧客満足度は高まりそうですし、未来志向が強みの人が企画をすると未来に向けた良い企画が生まれるかもしれません。このように、自分自身の特性と仕事を掛け合わせることで、オリジナルのキャリアが作られるのではないかと。

私のように30代のビジネスパーソンって、仕事も一通りできるようになってきて、キャリアについて色々と悩む時期だと思っています。

・スペシャリスト?マネジメント?
・セールス?マーケティング?カスタマーサポート?
・この会社?別の会社?

道を選ぶときにも、強みを理解しているかで自身が強みを発揮できそうかどうかという視点が出てきます。これは興味やチャレンジといった軸とは、別軸で持っておくと良いかもしれません。

当時のマネージャーがことあるごとに、話していた言葉が非常に印象に残っているので、これもご紹介します。

「皆さんもいい年になっているので、弱みに目を向けるのではなく、強いところをとことん伸ばしていきましょう。そのためにはまずは自分の強みを理解してください。」

このマネージャーの方は、人を動かすことに非常に長けていた方で、質問をしたことがありました。

「〇〇さんって人を動かすのがうまいですよね。何か意識しているんですか?」
「人の強みを見ているんだよ。その人の強みに合わせて、声をかけてあげたりフォローしてあげることで、その人は自分自身で心が燃え上がって、仕事に取り組むんだよね。ただ、強みを理解してあげることが本当に難しくてね。まだまだ勉強中。」

強みの理解が仕事への発展につながるものだなと今でも思います。

③強みを理解する方法。

世の中には色んな強みを理解する方法が出ていると思いますが、王道はストレングス・ファインダーではないでしょうか。私も、上記のマネージャーにおすすめされて、やって結果を共有したところ、私もそのマネージャーも納得の結果がでて、かなりの精度なんだなと思いました。

私の例を少し紹介します。
ストレングス・ファインダーの中の責任感という項目が、私の中でトップの強みなのですが、大企業やスタートアップ企業を数社経験している中で、圧倒的にスタートアップ企業の方が仕事が面白かったのを覚えています。

スタートアップ企業は仕事を自ら拾って、作っていくことが求められることが多くありますが、ビジネスを成長させるという責任感が働き、拾って作っての仕事と私の強みがマッチしたのではないかと思っています。

この経験があってからは、もっぱらスタートアップだけを転職先として見るようになりました。私の一番の強みが発揮できる可能性が高いからですね。

ぜひ、皆様も強みを理解して、強みを生かしたキャリアを作っていきましょう。


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キャリアマン
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