「社会の未来を創造する」 - 高校生参加者の声 - BEAU LABO 第18期 地域政治ラボ 加藤 大聖
参加の理由
私はBEAU LABO 第18期の地域政治ラボに参加しました。
小学生の時から偉人や歴史上の人物を調べることが好きで、そこから政治に興味を持ち、不思議に思ったことは本を読んだりネットで調べたりしていました。
高校に入ってBEAU LABOのチラシを貰い、地域政治ラボではどんなことが学べるのだろうと気になってすぐに応募しました。
私の将来の夢は、地元・福井県が抱えている社会課題に直接関わり、解決することです。
高校の部活など学校でディベートをすることはありますが、地域政治に興味を持っている同世代の仲間が集まり話し合える場は貴重だなと思いました。
参加した上での感想や変化
今回は福井県の高校生が2人、都会の私立高校や、通信制高校、県外の公立高校の3人と、県内外合わせて5人のグループで3ヶ月活動しました。
zoomでのミーティングは初日から盛り上がって、夜遅くまでいろんな話をしていました。
学校が違うと学ぶ内容もそれぞれ違い、教育格差があるなと実感しました。
県外のメンバーがしている課外活動や資料の作り方、ファシリテーション能力を目の当たりにしました。
同世代の高校生が多岐に渡って活動していて、私自身も刺激を受け、学び、まずは自分が出来ることを行動に移そうと思うきっかけとなりました。
積極的に行動し発言できるようになったのは、私にとって大きな成長です。
実際にした活動内容
週に1〜2回の頻度でミーティングをし、世間話から日本の政治の話までメンバーと色んな話をしました。
私達は「若者と政治」に焦点を置き、新しい民主主義を作るにはどうするべきか議論を深めました。ミーティングの回数を重ねるごとに目標や話の内容は変化していきました。
私は福井県議会議員さんに会いに行きラボの話を聞いてもらい、協力するよと言ってもらえたのでラボのミーティングにご招待し、全員で話す事ができました。県議会議員さんは若者に対する政治に取り組まれており、主権者教育、探究活動の推進について詳しく教えてくださりました。
また、鯖江市議会議員さんとも投票率の向上についての出前授業の必要性と政治をゲーム感覚で学べるデモポリーというボードゲームを体験し、ラボのメンバーと共有しました。教育格差がなくなり誰でも楽しめる主権者教育をすれば、若者の意識変革を起こせるなと思いました。
最終プレゼンの後もメンバーと連絡を取り合い、今後も自分の出来る事は何かを模索しながら活動を続けていきたいです。
最後に一言
積極的に行動してみて下さい。議論をしたりネット等の情報で調べるだけでは探究活動としては足りないです。自分の足で現場に行き、自分の目で実態を見て、生の声を聞くことが必要です。
時間が足りなく皆とスケジュールがなかなか合わなくても、各々が出来る事を見つけて役割分担できます。目標に向かえる仲間が見つかる場所だと思います。
BEAU LABOの仲間と一緒に、未来を創造し続けて欲しいです。
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