Just The Way I Am. - BEAU事務局メンバー紹介 vol.6 西岡凜奈 - Inside BEAU Op.29
初めまして。BEAU 大学生パートナーの西岡凜奈(にしおかりな)です。
石川県の加賀市という小さな市で生まれ育ち、現在は福井大学 国際地域学部に通っています。
BEAUでの活動を始めた理由
私がBEAUの大学生パートナーとしての活動を始めたのは昨年11月です。
私はそれまで毎日、ただ大学に行き、講義を受け、バイトをするという何の変哲もない大学生活を送っていました。
そんな日々は平凡ではありながらも、自分にとって充実していたのは確かです。
しかし、心のどこかでその生活にもの足りなさを感じている自分もまたいました。
そこで私は、この生活に何か変化を加えてくれるものがないかと模索し、その中でBEAUという存在に出会いました。
私がBEAUに入って最初に持った感情は緊張でも期待でもなく、“驚き”でした。
学びを求めてやってくる高校生たちの輝きは、私の想像を遥かに超えていたのです。
自分の学びを追求し、家や学校という空間から自主的に足を踏み出し行動する彼らを見て、過去の自分はなぜそうしようとしなかったのだろうかという後悔すら抱いてしまうほどでした。
そして、私が刺激を受けているのは高校生だけでなく、共に活動している大学生メンバーも同様です。
統率力やコミュニケーション能力に長けているメンバーたちと活動することで、私は数か月間ずっと強い劣等感を感じていました。
なぜなら、そのような能力が私には大きく欠けているということを知っていたからです。
しかし、得意なこととそうでないこと、向いていることとそうでないことは誰しもが持っているのだということに最近になって改めて気付きました。
それから私は、自分の苦手なことや不向きだと感じることにばかり目を向けようとせず、得意なことや自分に向いていることを見極め、必ずしも皆と同じではない自分なりのBEAUとの向き合い方を見つけていこうと決意することができました。
温かく見守っていただければ幸いです。
私にとっての英語
雑談ではありますが、私の好きなものについて一つだけお話しさせてください。
私にはまだ将来”これをしたい”とはっきり言えるものはありません。
しかし、そんな中でも一つだけ決まっていることがあります。
それは、どんな形であっても英語を使い続けるということです。
私は何をやっても中途半端で、心から夢中になれることがありませんでした。
最初から英語が好きだったわけでも得意だったわけでもありませんでしたが、高校生の時にESS(English Speaking Society)部に偶然友達に誘われて入ったことがきっかけで、気付けば英語は私にとってなくてはならないものとなっていました。
特にそれに気付くきっかけとなったのは県のスピーチコンテストでした。
人見知りの激しい私はそれまで、一度も大人数を前にして話したことなどありませんでした。
そんな私が300人以上の前で英語でスピーチをしたということは今でも信じられません。
しかし、その時に得たものはただの達成感だけではありませんでした。
“英語は誰かに自分の思いを真っすぐ届けてくれる強いパワーを持っている”
ということを身を持って知ることができたことはかけがえのない経験です。
そんな英語は私にとって一生手放せない相棒のような存在です。
BEAUは誰しもが得意なこと、興味のあることに夢中になって学ぶことができ、知識・能力の多様性を認める“ボーダーレスでタスク型ダイバーシティを推進する教育環境” と、地方と都市部に生まれる「経験や体験に基づく日常的な学びの質や量の差」をなくし、その地域の特色を最大限に生かした学びをデザインし続けられる“地域社会に密着した持続可能な教育環境”の実現を目指して活動しています。