「私」- BEAU事務局メンバー紹介 vol.7 小澤穂 - Inside BEAU Op.30
noteを開いてくださったみなさん、初めまして。
「あいつまた何かやっとんなぁ〜」と思ってnoteを開いてくれたいつもの界隈のみなさん、お疲れ様です。
「地域経済ラボ」ディレクターをしております小澤穂(おざわ ほの)です。
シティポップを流しながら、本を読むことや、断捨離をすることが最近のマイブームな18歳です(笑)
さて、なぜ私が BEAU LABO Onlineにジョインしようと思ったのか、自分が高校生だった時の経験と絡めながら話していきたいと思います。
「いい大学に行けば選択肢が広がる。安定した職に就きやすくなる。」
私の高校3年間は、これを親や先生に押し付けられている状態でした。
「あなたは成績が悪いよね。医者になりたいって言っているけれど、他にも安定した職はあると思うし、他の学部なら選択肢も多いよ。浪人せず進学できるように一度考え直したら?」
「あなたは成績がいいから、学部関係なく東大や東北大を目指しなさい。志望校は下げると自分に甘い人間になっていくし、成績が伸びなくなるので下げてはいけません。」
このような言葉が、面談期間中は当たり前のように飛び交っていました。
私が通っていた高校の物差しは、点数や成績。
個人の思いなんてものが尊重されることはほぼありませんでした。
家では、
「お前は心が弱い」
「黙っていうことを聞け」
親にそう言われ続けていました。
親と教師の期待に応える毎日。
家にいても学校にいても心が休まらない。
常に目に見えない何かから追われている感覚。
圧迫されている感覚。
それが息苦しく、とても窮屈に感じていました。
気がついたら、私自身も「自分には価値がないじゃないか」と思い始め、
「私なんか…」から始まる言葉が口癖になりました。
「自分に価値がない」と思い始めると、
このまま目覚めなくなってもいいや
死にたいけど死ねない。けど生きるのは辛い
という思考に陥ってしまうのに加え、精神的ストレスの大きさに耐えられず、強迫症関連の病気が発病したりなど、負のスパイラルに陥ってしまいます。
そんな私が負のスパイラルから見事脱出し、今こうして自分がやりたい事に挑戦できるようになった理由は、学校の教科だけに縛られるような「学び」ではなく、”人生にとっての何か”を得る「学び」ができる機会があったからです。
「あなたは〇〇が向いているよね」
と言われて、当時の自分はそれが向いていることだと思い込んでいましたが、自分が興味のあることに正面から向き合い、挑戦することで、自分が本当にやりたかったことや、好きなこと、向いていることを自分で見つけることができました。
”人生にとっての何か”を得る「学び」に救われた私。
次は、その「学び」を提供する側に立ち、彼らの今を応援したい。
それが、私がBEAU LABO Onlineにジョインしようと思った経緯です。
「自分なんか挑戦に相応しくない」
「自分なんか価値がない」
これらは普段、良くないよ、と周囲に否定されてしまうことだけど、
「自分なんか…」に共感できる私だからこそ力になれる部分や寄り添うことができると考えています。
高校生がBEAU LABO Onlineを通して、”人生で大切な何か”を掴かめるように、そして私自身も高校生と一緒に成長していけるよう頑張っていきたいと思います。
拙い文章でしたが最後まで読んで頂きありがとうございました。
BEAUは誰しもが得意なこと、興味のあることに夢中になって学ぶことができ、知識・能力の多様性を認める“ボーダーレスでタスク型ダイバーシティを推進する教育環境” と、地方と都市部に生まれる「経験や体験に基づく日常的な学びの質や量の差」をなくし、その地域の特色を最大限に生かした学びをデザインし続けられる“地域社会に密着した持続可能な教育環境”の実現を目指して活動しています。