一緒に、“自由に”失敗しよう。 - BEAU LABO 4期 ディレクター紹介 vol.10 増田 叶夢 - Inside BEAU Op.64
どうも。増田 叶夢(とむ)です。3期から引き続きディレクターをさせていただきます。
3期の自己紹介はこちら
コロナのせいで運動不足が目立ってきている、増田です。図書館で本を選んでいて、片手で5冊ぐらい本を持ったら、次の日右腕が筋肉痛です。(知らんがな)
↑増田を筋肉痛にさせた本たち。許さん。
そんな運動不足な増田ですが、脳の運動不足にはならないように、日々精進しています。
3期の活動を通して、ずっと考えてきたことがあります。それは、「自由」について。
<自由に学ぶ>とは何なのか。<自由な教育>とはどうすれば実現するのか。
3期で、BEAU LABOという地域社会と結びついた学びの場、つまり学校ではない学習環境に触れてきました。その結果、自分がどれだけ学校的な学習・教育環境に浸ってきたかを思い知ったのです。
学校教育が、いかに目的達成までの最短経路をたどるものであるか!
学校での学びが、どれほど失敗の排除された、いわば無菌状態であるか!
そんな学校教育は、知識の伝達や社会のルールの定着を目的に考えれば、すばらしく効率的な環境だと思います。でも、それは「自由」だろうか?
・・・というように、学校教育を批判的に見ているのに、その反面、学校教育的なものの考え方にどっぷり浸かっている自分が、3期では浮かび上がってきました。
最適だと思われる答えを高校生に提示してしまう。
失敗をしないように入念に考えて、高校生がアクションを起こしにくい環境をつくってしまったかもしれない。 などなど…
3期の反省を振り返ったらきりがないのですが、この4期では、「失敗する自由」を意識していきます。
「自由」とは、「自」分が自分の行動の理「由」を持っているということ。
こう考えると、成功よりも、自由の方が魅力的に見えてきた。自由をもって失敗するのなら、いいじゃないか。その行動の理由が自分にあるなら、その失敗から学べるのだから。
「自由」のその先に、高校生の〝予想を超えた姿〟を見たい。
一緒に、“自由に”失敗しよう。
増田 叶夢(ますだ・とむ)
BEAU LABO 4期 地域政治ラボ ディレクター
大阪大学 人間科学部 3年