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33名の高校生が4か月間の学びを終えました。BEAU LABO 2期 最終プレゼンテーション 開催報告 - Inside BEAU Op.40

みなさんこんにちは!BEAU LABO チーフディレクターの田川 裕大です。

先日9月26日に最終プレゼンテーションを開催され、BEAU LABO 2期生の活動が終了いたしました。
本日は、BEAU LABO 2期(オンライン開催)に込めた僕自身の思いと開催までの軌跡について、また、BEAU LABO 2期に参加をしていた33名の高校生の発表と自分自身がそれらを見て感じたことについてまとめていこうと思います。

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1期から2期、オフラインからオンラインへ。


思い返せば、今年の3月へ遡る。新型感染症の感染影響により、3月末にラブリーパートナーエルパで開催を予定していたBEAU LABO 1期の最終プレゼンテーションを延期。4月にオンラインで開催をした。また、4月から開催を予定していたBEAU LABO 2期も開催の延期した。BEAU LABOはオフラインで様々なバックグラウンドを持つ高校生が学校や学年の枠を超えて集まり、自分自身の興味のあることについて対話を通して学ぶことや現地でのフィールドワークなどが重要であった。だからこそ、しばらくBEAU LABOは実施できないだろうと考えていた。しかし、高校生はどのような状況であっても好奇心は持っているだろうし、自分の興味のあることはあるだろう。イベントが中止になるなど高校生の学ぶ場がなくなっている中で、自分たちが形を工夫して開催を模索していくことで高校生の為に寄与できるものは多くあるだろうと考え、生まれたのがBEAU LABO 2期をオンライン開催するという案である。6月から9月に開催をしたBEAU LABO 2期は福井県内外から33名の高校生が集まり、国際問題 / 地域経済 / 観光まちづくり / メディアコミュニケーション / 農業 の5分野に分かれ高校生が活動をした。

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福井県内外から集まった33名の高校生の学び


今回、BEAU LABO 2期では、福井県内外から33名の高校生が集まり、5つの分野に分かれ活動をしてきました。最初の6月14日に開催されたオリエンテーションでは、ゲストとして株式会社ホリタ 代表取締役社長の堀田敏史さまにご参加いただき、地域社会の中で活動をしていく中で意識すべきことや、自身の夢、夢を語ることの大切さなどについてお話いただきました。そのオリエンテーションで、33名の高校生が初めてオンラインで顔を合わせ、自身の夢や興味のあることについて話したり、各分野の専門家の方々から取り組む中で感じていることや専門的な話をしていただきました。高校生の表情をうかがっても、不安な気持ちやドキドキする気持ちが交錯していたことだと思います。
自分自身、高校時代に興味のあることが同じ同世代との出会いの重要性や、高校時代に地域社会と関わりあいながら、自分の興味のある学問について学んでいくことが重要であると感じ、BEAU LABO というプログラムを提供していたのだが、この2期目で高校生の時期に多くの方々と関わりあいながら、好奇心を追求することが非常に重要であると再認識させられた。

s4q4_BEAU LABO Online オリエンテーション集合写真2

s4q4_BEAU LABO Online オリエンテーション集合写真1


今回、BEAU LABO 2期生のアウトプットを見ていると各チームで非常に個性が出ており、非常に考え深かった。
国際問題ラボ Aグループでは、”人種差別”をテーマに、自分自身でその分野について調べ、ヒアリングを実施。募金活動を実施しようと試みていたり、

観光まちづくりラボ Aグループでは、ペルソナを設定し、その人物に適切な観光地を自分たちで調べ、パンフレットを作成したり

農業ラボでは、自然栽培を各家庭で実践しながら、奇跡のリンゴで有名な木村秋則さんにヒアリングを実施したうえで、高校生などの若い世代に向けて自然栽培について知ってもらうためにイベントを主催したりするなど様々なアウトプットを見ることができた。

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各ラボの活動はYouTubeで当日の様子を視聴できますので是非ご覧ください。




大切なことは内容、そしてプロセスも。


今回のBEAU LABO 2期で、ディレクターが高校生に話していたことの中で、印象に残った言葉を紹介する。

”ラボの活動は、自分から行動しないと何も起こらないよ。”
各ラボのディレクターのほとんどみんなが言っていたと思います。受け身ではなく、自分自身で悩み、考え、わからないなりに一歩、どんなに小さな一歩でも、歩みだしてみる。このことは社会で生き抜いていく中でも非常に重要であると思います。BEAU LABO では、主体的な学びを大切にし、高校生一人ひとりが自分自身の意思をもってそれらをもとに活動していきます。それらを表現していたよい言葉だ。
今回のプレゼンテーションを見ている中で、最終的な結果やしたことも非常に重要だと思うのだが、それら以上にプロセス(どうして、このようなことをしたのか。それらからどのようなことを考えたのか。どのような道筋でここまで到達したのか。など)も非常に重要であると感じた。
その点、高校生一人ひとりはそれらについて常に考え行動をしていたと思う。


”学問×〇〇 ”
自分自身で色を付けようということを伝えているディレクターもいた。学問はすべての人たちが共通して自由に選ぶことのできるものである。しかし、それらを自分だからできることに落とし込み、自分の色を学問に着けて学んでいくことで、吸収できるものや、自分自身にできることがわかってくるのではないか。このような考え方も学んでいくうえで重要であると僕は考える。


”どうして?なぜそう考える?”
とにかく傾聴し、問いかけを多くするディレクターもいた。BEAU LABO では、対話的で主体的な深い学びお大切にしている。人は、他者からの問いかけによって、物事が本質的に見えたりする。このように、一人ひとりの考えること、思っていることなどを積極的に開示し、メンバーで話すことも非常に重要であると考える。


これらの言葉を見て感じるようにBEAU LABO 2期では、高校生が自分たちの興味のあることについて主体的にプロセスも大切にしながら学んでいた。この機会で得た経験や知識、つながりなどを大切にしながら今後も自分自身の興味のあることを探究していってほしいと自分は思う。

s4q4_BEAU LABO 2期 最終プレゼンテーション SNS用画像-02


また、10月4日からBEAU LABO 3期がオンライン開催でスタートをします。約70名の高校生が7つの分野に分かれて学んでいく予定です。今、興味のあることに夢中になる。高校生の学びを今後もサポートしていきます。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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田川裕大(Yuuta Tagawa)
BEAU Platinum Partner,COO,Founder
一般社団法人BEAU理事


福井県立大経済学部2年
福井県立丸岡高校 地域協働部 アドバイザー
鯖江高校出身、H30年度前期生徒会長

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