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なぜ高校生の教育を行うのか【田川裕大】 - Inside BEAU Op.2


InsideBEAUでは、BEAU及び2019年10月に設立予定の一般社団法人BEAUの取り組みやプロジェクト紹介、教育観や設立の経緯、事務局メンバーやオフィシャルパートナーの想いや価値観について、毎週日曜日に更新していきます。



初めまして。BEAU COO&FounderとしてBEAU LABOの設計、福井統括をしております、田川裕大です。
いつもは、福井で大学生をしています。

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なぜ、自分がこのBEAUで高校生に対しての教育環境を作っていく活動をしているのかを今回のブログで話していきます。

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自分がなぜ高校生に対しての
教育環境を作っているのか。

そのルーツは、自分の高校生活の時の出来事です。


自分は高校生になった一年生の時に新生活に対して新しいことが多くドキドキ・ワクワクしていました。特に自分は人見知りもしなかったので、新しい人に出会うことができ、毎日の生活は満足していました。

しかし、その新入生らしいワクワクは次第になくなっていくものです。
自分は高校に入学し、バレーボール部に入り、部活と勉強が中心の毎日。
一年生の終わりまではそれがすごく楽しかったです。県ベスト4を目指して毎日練習して、週末は練習試合をして。自分のプレーが少しずつチームに貢献できるようになっている気がして本当に部活を頑張ってしていきたい。と思っていました。


しかし、自分は二年生の時にふと思いました。
「やっぱり満足出来ない」たぶんその時の気持ちは、自分のプレーがうまくいかなくなった跳ね返りの思いなのかもしれません。
自分のプレーは上達しているけどまだまだ。全然みんなのためになっていない。たぶんどんなにやっていても天才的な才能もない自分が活躍できない。なのにそんなことをしていてもいいのか。そう考えたときに、やはり自分は「バレーではない」と思いました。そう思うと自分がバレーだけをしているのでは、だめだと思い、生徒会執行部に入りました。


生徒会に入り、組織の中で重要な役割を持たない中で、活動していく過程で自分がこの組織を自分らしく作り、仲間と一緒に学校をよりよくしていきたいと思いました。

その流れで自分は部活と生徒会のどっちを優先するのかという決断で、生徒会を優先すると決め、生徒会長に立候補し、生徒会長になりました。


正直、自分は自分に自信もなかったし、出来るかも分からなかったし。すごく不安な気持ちしか無かったです。
でも、卒業する時にその時のことを振り返ると、自分が得たものがすごく多く、自信もつき、いい経験だったなと心の底から思うことが出来ました。
だからこそ、僕の背中を押してくれた親友や先生がにすごく感謝しています。

でも、正直一歩踏み出すことって難しいとすごく思うんです。
自分の意思も大切だけど、周りも大切だと僕は思います。
自分の背中を押してくれる、応援してくれる人。
自分を刺激させてくれる共に競う人。

そういう人とそう簡単にみんな出逢えばいい化学変化が起こると思うんです。

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自分は生徒会長という経験はものすごく自分の人生設計を変えるきっかけでした。

僕は色んなところで場数をふむことが出来て、大勢の前で話したりすることが、難なく出来るようになり、もっと色んなことに挑戦してやろう!というやる気と、自分の自信になりました。

3年の夏には越前おおの観光プロデュースコンテストに予選突破し本戦でフィールドワークを5泊6日でしたり、参加したり、OECD福井大学ラウンドテーブル、金沢大学ラウンドテーブル、PBL成果成果報告会など自分を高める活動をしていきました。

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でも、なにかやればやるほど嬉しいような寂しいような気がしてきたんです。
自分はこういうところに行けば、面白い学生に会えるそう思っていたけど、話が合うのは、大学の教授とか会社の社長さんとかの大人たち。

楽しくディスカッションできる人とで会えて嬉しかった反面、なんで同級生でそういう人と福井で出会えないのかと、思っていました。
もっと高校生が探求できる場所、楽しいを形にできる場所、応援しあえて、競争し合える仲間と出会える場所。
それを作りたい。
福井の高校生のために自分は頑張りたいと心の底から思えたんです。

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その時に出会ったのが3代目のBEAUと小原でした。
僕はその時に、「これだ!」って思ったけれども、
中を見れば見るほど、自分はもっとこうしたらいいのに。
なんでこうしないんだろう。って思い、小原と一緒に作り直そう。そうなりました。

高校生は何を求め。
何を提供していくのか最適なのか。
2人で語るほど、叶えてやると思えました。

自分が高校生の時に戻りたい。
そして、BEAUに参加して学びたい。
そう思えるほど、本気で学びの空間を作っていく。
そして、そこで学ぶ高校生を全力でサポートしていく。



今では、学生スタッフ(大学生)とともにBEAUを作っています。
僕は命と同じくらいBEAUが今大切です。
楽しいことをすることって本当に幸せ。
応援してくれる大人の人も多く、本当に感謝しています。
自分もまだまだ。
高校生、大学生の学生スタッフと一緒に僕も学んでいきます。


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優秀な人とはどんな人なのか。
勉強ができる人が優秀なのか。
僕はそうは思いません。
自分の個性を理解し、それをのばし、活かしている人が優秀であると思います。
高校生も学生スタッフも僕たち理事もBEAUも一緒に成長していきたい。
そのために、僕は僕なりに歩み続けます。

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田川裕大(Yuta Tagawa)
BEAU Platinum Partner,COO,Founder
一般社団法人BEAU理事

福井県立大学1年(当時)
鯖江高校出身、H30年度前期生徒会長

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