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たね

夜中に目が覚めた、 癖で画面に手を伸ばす。本当は何時だっていいのだけれど。喉が乾いてることに気づいて少し動いたら部屋がぬるくて、スーツのまま入っていた布団の中が気持ち悪かった。 胃が重くて、暑くて、意味の無い音が口から漏れる。 体調が悪いとき、自分の胃の中を想像する。 食べたものがぐずぐずに半固形のまま混ざって、脂が固まったり、溶けたりを繰り返している。 空気の潰れる嫌な音が鳴る。 1回、綺麗に洗いたいなとよく思っている、しばらく断食をしてない。 無性に果物を食べたい。最

    • 死んだら思い出してあげない

      さいわい、近しい人が死んだことはまだない。でも、消えたり、離れて行ったり、私が嫌いになったら「あの時好きだった人」は死んだと思うようにしてる。もうあの時のあの人には会えないんだから そういう人のこと思い出すとき、湧いてくるのは寂しさよりも怒りに近い。 消えないように日々頑張ってる僕が馬鹿らしいじゃない。嫉妬だし、僕がそこまでの存在じゃなかったことに対する自分への怒りだし、やっぱり少し、寂しいのかも。 #忘れられない作家になりたい ってタグが流れてきて、誰に忘れられるよりも私が

      • 夏の裏

        さっき上げたnoteは少し前の話で、時間を開けて考えたら、ネガティブな自分を自分と認められなかったのかもしれないってまとまった ずっと悲しいし、泣きたいし、むかつくし、でもそういうの嫌だから、気使わせたくないし、そんな自分で生きてたくないから、こんなの自分じゃないって切り離してたら自分のこと分からなくなっちゃって、泣けなくなって、どうでもよくなってきて、頑張れなくなって、で、久しぶりに泣いたら見ないようにしてた嫌だったことなどが止まらなくて、ずっとイライラしてて、結局自分の

        • 乗っ取り、夏

          夏だからかお酒がよく回って、べそべそ泣いた 一年くらい、泣くことも感情に酔うことも許していなかったので簡単に泣けてびっくり。がっかり。 生きたくて、生きるために頑張ったら頑張った過去ができちゃって、頑張れてない今の僕を叱る目が増えただけだった。人って死ぬまで頑張らなきゃいけないの?過去を殺さないためだけに僕は生きてるの?今の自分はどこにいるの? 血の轍と夏目アラタの結婚っていう漫画を読んで、久しぶりにお母さんのことを思い出した。お母さんのせいで未だに嘘つきの女にときめく。

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          ぬいぐるみに名前つけない

          ⬆️作りかけのお人形、先週の様子 紙粘土は白くて冷たくて固くて、でも簡単に折れて、骨(想像上の)みたいだーと思う。 命を創るというよりも、化石みたいなものを復元してるに近い感覚、木や大理石から彫刻を掘り出すみたいな、不思議〜 材料はほとんど100均だけど、身長が110センチあるし、体重は10キロ弱(!)あるしで、金のかかる女だななんて笑ってみる、お人形も笑ってる。そういう顔に作ったんだけど、笑い返してくれるって思えばそうなる。お腹が空いたり、欲しいものがあったり、満たされ

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          ひとりで生きるために

          風邪ひいたっぽい!ちゃんと体調悪くなったことが少ないのでこういうときちゃんと心細くなって面白い。 寂しいとか心細いとか辛いとかそういうことツイートしたくなるけど、うんうん分かるよってされたいわけじゃないのでそこをわかってほしい、たぶん分かってもらえないから全部言わない。ツイートを個人として見られたくないって僕はよく言うけど、気安く慰めるな!ってことなのかもしれない。私のこと分かったような気になってほしくない。でも、似たような思い出があるなら共感してくれたらうれしい。めんどくさ

          ひとりで生きるために

          まとまりがあるようでないようで

          最近はずっと人形を作っています。連日取り憑かれたように作業して手が痛くなっちゃったので今日は日記書いて大人しく寝る 裸の絵を描くとき、実在する人間(自分含め)を見て描かないようにしてる。何回かツイートしたけどnoteには書いてなかった気がするので書いておく。 絵に込めた感情は本物だから誰にも汚されてほしくない。だけど、私の描く裸は絵の中にしか存在しないから、誰にも触られないし、触れない。 誰にも汚されないし、汚せない。一回絵を経由することで安心して感情を人に見せることができ

          まとまりがあるようでないようで

          母娘の創作漫画は自分にとってとても大切だからいつかちゃんと完成させたいけど母親に対する強い感情があるときじゃないとうまく描けない

          母娘の創作漫画は自分にとってとても大切だからいつかちゃんと完成させたいけど母親に対する強い感情があるときじゃないとうまく描けない

          雑魚愚図なめくじ

          学生のとき男女って枠にかなりこだわってたと思う ずっと男になりたかった 男だったら家族は壊れなかったし、好きな子の隣にもいられた。贔屓されることも貶されることもなくて、それで自分がひねくれることもなくて、もっといい友達になれた。守る側の人になりたかった。結婚して、子どもと嫁が待つ家に帰りたかった。お父さんになりたかった。自分の父親のこと尊敬してるから、同じ仕事に就きたかった。同じ道を歩いて尊敬してることを行動で伝えたかった。なれない。全部女の体してる自分が悪い。 それを受け入

          雑魚愚図なめくじ

          母性神話嫌いなのに(お母さんはすごいって価値観はお母さんは辛くならないみたいな神格化のたねなので)結局自分も絵にしてしまう、業〜

          母性神話嫌いなのに(お母さんはすごいって価値観はお母さんは辛くならないみたいな神格化のたねなので)結局自分も絵にしてしまう、業〜

          何にでもなれる

          自論だけど絵を描く人として一番の愛情表現は対象を描くことだと思ってる。ので、好きな友達みんな描く。 友達をイメージした服は描いてて楽しい。この子は丸い襟、袖にフリル、宝石みたいな飾り。こっちの子は胴体と袖の素材が違うシャツ、この前のスカート似合ってたな、風が吹いた時だけ実体が見えるようなゆるい布。服以外も、あの子はお人形さんみたい、目は薄くてかわいい色で遠くを映してる。あの子は意外と熱いものを持ってて、氷が燃えてるみたい、お花みたいな力強さも持ってるように思う。表情は柔らかく

          何にでもなれる

          キスミー

          長旅のお供に、久しぶりに紙とペンで絵を描いた。 いつもはスマホに指で描く。絵を描くことになるべくお金はかけたくないって美学、中学生の自分が泣かないように。 いつも描く女の子のこと、紙の上にはなかなか描こうと思えなくて、きみは液晶の中にしかいないんだねって話しかけた。次は、小田原駅。 ううん、違うよ。ちゃんと私は君から生まれてるよ 僕の指がきみの形をなぞりたがる 液晶は指の電気に反応していて きみは体の表面を纏う電気そのもの、 画面に触れたときのほんのりとした温度がきみの体

          がおー

          楽しいね〜は言っても楽しい!は言わない じゃんけんでパーは出さない 宝物になりそうなものは粗末に扱う 人といるとき、表層だけで笑って奥の感情までは動いてない、だからふわふわしてるねって言われる。これうれしい。お互いのためのふわふわ。でも別に表層が嘘ってわけじゃないから。 怖がる前に道を握り潰すのが僕の自衛なのかもって気づいた(それ以上は自意識過剰で気持ち悪い気がしちゃってできない) 楽しいを人質に取られないように、手のひらを触られないように、大切なものを壊されないように、そ

          フラットに考えたら私である私って結構お母さんに似てる そう思うと期待されやすい像の方が本当の僕自身なのかもしれない、今だに掴めてないけど 私もお母さんにお母さん自身が許せないような期待をかけてしまったんだろうなと思ってそれからあまり責められなくなった

          フラットに考えたら私である私って結構お母さんに似てる そう思うと期待されやすい像の方が本当の僕自身なのかもしれない、今だに掴めてないけど 私もお母さんにお母さん自身が許せないような期待をかけてしまったんだろうなと思ってそれからあまり責められなくなった

          殺意

          本当に久しぶりにネガティブ超えて人を傷つけたい気持ちになって全方位トゲトゲ~の絵を描いた 伝わってほしかった人にはいつも刺さらなくて圏外の人の中の変な場所に刺さるからやめてたかもしれない、伝わってほしいと思うことが間違いだったから 昔から私のことインスタントに好きになってくれる人ってみんな「守ってあげたい」とか「救ってあげたい」とか言うけど、何から? それって、「守られないと生きていけない私」を期待してるよね。私はあなたがいなくても生きてきて今ここにいるのにそこを都合よく無

          ステージネームと踊りましょ

          このnoteを書くために自分の画像欄見てた 思ったより茶髪の子(サムネ)のこと描いてない、イマジナリーフレンドで子どもで恋人で片割れのあの子 色落ちした部分と地毛の部分が、よく描く子ふたりみたいで良いなと思って伸ばしてた、細胞が入れ替わるのが目に見える数少ない場所、過去のいろ 過去を記号にしてお話しするのが好きだから、変わったところと変わらないところを確認して安心したいから、ちゃんと今生きてる自分が最新で、自我だって思い上がりがあったから 自分と対になる名前をあげて、呼んで

          ステージネームと踊りましょ