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アフターコロナ/Withコロナの飲食店にとって本当に必要な6つのポイント

飲食店のデジタルトランスフォーメーションへの6つの鍵

新型コロナウイルス感染症の流行によって、飲食店にはこれまでと全く違う事業運営能力が求められています。ソーシャルディスタンスが求められ外出の制限がある状況下では、飲食店はこれまで以下の人員数でこれまで同等または高い売上を実現しなければなりません。これは、IT技術を駆使した事業展開をする必要があるということを意味しています。

アフターコロナ・Withコロナの飲食店は、より効率的に経営を最適化し、競合他社と差別化しなければならないでしょう。DX化=デジタルトランスフォーメーションは、企業のDNAを守り、その本質の一部となり、革新と新たなビジネスチャンスの発見を目指すものでなければなりません。

より具体的には、コスト構造を改善しながら、リピート顧客からの支持を維持しなければなりません。要するに、アフターコロナ・Withコロナ時代の飲食店におけるDX化の目標は破壊的なイノベーションを起こし続けることです。

中小企業の技術変革に特化した会社であるSATpcsのコマーシャルマネージャー、フレディ・マルティネス氏は、次のように明確に説明しています:飲食店にとって「最高のシェフを持つだけではもはや十分ではなく、技術革新を行い、利用可能な技術を最大限に活用する必要があります」。この結果、飲食店は「ブランドの認知度を高めることができ、その結果、集客数を増やす」ことができます。

魅力的な体験を提供するレストランの技術


数年前から、IT技術による革新は飲食店を含むほとんどのビジネスに浸透してきています。さらに、近代的でデジタル化された新しい店舗が毎日のようにオープンしており、この分野での競争は激化しています。

その中で飲食店は、新規顧客を獲得し、競合他社と差別化できるような素晴らしい体験、料理、およびサービスを提供する必要があります

アフターコロナ・Withコロナ時代の飲食店が最高の顧客体験を提供するために本当に重要な6つのポイント


1. 飲食店向けの宅配/テイクアウトアプリを複数連携して使う
これにより、潜在顧客への露出が増え売上をあげることができます。顧客は待ち時間がないように事前に注文することも、オンライン決済も可能です。デリバリー/テイクアウトアプリへの手数料はかかりますが、配達員や広告のコストがかからないことを考慮すると、最終的な利益率は自前ですべて行う場合とあまり変わらない水準となることが少なくありません。さらに、こうしたツールを用いることで顧客の注文履歴や好き嫌いまで把握することができるため、需要トレンドを分析したり新商品を開発することに役立てることができます。尚、こうしたアプリは複数存在しており、すべてに登録することで掲載の効果を最大化できますが、そうすることでそれぞれのアプリを別々に管理するコストが発生します。複数のアプリを連携して使用・管理することができるシステムを使用する必要があるでしょう。


2. キャッシュレス決済を導入して他サービスと連携する
キャッシュレス決済により時間を節約し、同時に現金損失や盗難などのリスクを管理することで、潜在的なトラブルの原因を排除することができます。収入の分析や会計上の仕訳も自動で行える連携を設定すれば、その分の時間を他のより大事なことに使うことができます。


3. スマートPOSを導入し分析まで一気通貫で連携して運用する
レジ業務に使用するポイントオブセールス(POS)システムは、売上分析、デリバリーや移動店舗などへの対応、顧客とのコミュニケーション促進などを担う複合的なシステムであることが望ましいでしょう。また、店内のオーダー管理から一括してデジタル化することできめ細かな改善を行うことができます。もちろん、データさえあれば同じことはエクセルなどでも実現できますが、多忙な飲食店経営者がそのために多くの時間を割くことは賢明ではありません。そのような機能が網羅的に搭載されたシステムか、それらを連携して運用できるような仕組みを構築する必要があるでしょう。


4. 統合されたシステム連携によるデータ分析
注文情報、決済情報、会計処理、経営分析、在庫管理、商品開発、従業員管理、経費管理、社内コミュニケーションなど、飲食店経営に必要な情報の管理や正確な運用はアフターコロナ・Withコロナだからといって変わりません。それどころか、より少ない人員でこれらを実現し続けなければならないという点で、事業における重要度は上がっています。これらのデータをただデジタル化するだけにとどまらず、統合してデータを吸い上げ見やすくするためのシステム連携が必要です。


5. 顧客サービスへの圧倒的なこだわり
今日ではIT技術を用いることで以前よりも簡単に飲食店事業を始めることができます。店舗を持たないゴーストレストランやデリバリー専門の店舗も増え、インターネットでの集客がメインの飲食店も少なくありません。本記事で紹介した各点も、飲食店経営者がより顧客のために使うことのできる時間を増やすためのものであり、これらを完備すれば成功が約束されるというものではありません。技術の力によって、本当に顧客のことを考え抜いている飲食店はどこなのかという点が競争上の大きな差別化につながるでしょう。


6. 信頼できるITパートナーと適切なシステム選定
本記事で紹介したような各種のスマートシステムを適切に連携するには、飲食店とITの双方に対して十分な理解とリテラシーがあることが必要不可欠です。そのため、ほとんどの場合で飲食店とIT事業者が提携してシステムを構築することとなりますが、各店舗の事情や状態によって本当に必要なシステムは変わるため、十分な理解に加えて信頼できるパートナーと提携する必要があります。

システムの連携や選定についてソリューションをご希望の飲食店の方へ

info@founder-z.com までご連絡ください。アフターコロナ・Withコロナ時代の省人化・自動化にベストなアプリケーションとその組み合わせを、貴店舗の状況に合わせて提案・導入サポートいたします。


参考文献:https://www.diegocoquillat.com/es/7-claves-para-la-transformacion-digital-de-un-restaurante/

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