刺激が足りない件
定期的に書くことがなくなる。厳密には書きたいことはあるのだけれど、書けなくなる。なんて一流の物書きみたいなことを言ってるが、要するに刺激が足りていない状態だ。とかなんとかを考えながら書き始めている。
学生時代、演劇を少しかじった。舞台が終わるまではめちゃくちゃ集中してセリフや心、体の動きを考える。あ!こうやったほうがおもしろそうだぞ、ここのシーンはこのほうがわかりやすそうだ、などなど。毎日が刺激になる。
仕事でもそう。プロジェクトが進んでいるときはあの画面はこうしたほうがいいな、ロジックはこうがいいな、あの機能も必要だな、あの機能はあの人をアサインしよう、とか。毎日刺激を受けていろいろ考えたり動いたりするので、成長もするし、毎日が苦しくも楽しい。刺激がなくなったから会社辞めたんだけどね。(それはまた別の話)
一方でプロジェクトが終了したり、舞台が終わると一気にすっからかんの抜け殻になる。目標がなくなり、これまでの刺激が一気に消え、毎日がつまらなく感じる(一方で終わった安堵もある)。
「トレーニングってのは刺激だ。肉体的にも精神的にも…」
ふと時間が空いたのでたいようのマキバオーを読み返した。何度読んでも感動するんだけれど、結局のところ人が生きていくうえで必要なのは良くも悪くも刺激であったりする。成功者はすべからく何らかの刺激を受けて自分の人生を向上させてきた人たちだし、停滞している人たちは刺激を受け付けてなかったりする。初代マキバオーもヒノデマキバオーもそしてライバルたちもそれぞれが勝負を繰り返し、刺激しあって高めあって成長していく。暑苦しい漫画であるが、昔のジャンプ漫画の王道。初代からぜひぜひ読んで頂きたい。
最後に蛇足であるが、刺激は劇薬なので、受けすぎには注意を…
ではまた。
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