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脳画像は〇〇をみると、バランスに生かせる
脳画像を見て、臨床でどんなふうに生かしていますか?
脳画像で全てがわかるわけではないけど、脳画像からわかる情報もある。
今回はバランスや姿勢制御にフォーカスして、脳画像のここをみるといいよ!ってポイントをサクッと紹介します。
姿勢制御って?
僕のnoteでも解説していますが、姿勢制御ってとても重要ですよね。
片麻痺の方の姿勢制御は、障害を受けやすいというデータもあります。
それもそのはず、姿勢制御は感覚を統合して姿勢を制御するからです。
視覚、前庭感覚、体性感覚を統合して姿勢制御に生かしている。
でも片麻痺では、感覚障害や運動麻痺が起こる可能性がありますよね。
だから、姿勢制御は障害を受けやすい。
脳で統合されるから
姿勢制御は感覚情報を脳で統合しています。
脳卒中では脳に損傷を受けます。
じゃあどの辺に損傷があると、姿勢制御が障害されやすいのか?
これがわかるだけでも、結構違いますよね。
感覚はどこで統合されるか?
姿勢制御は、基本的には頭頂葉で感覚が統合されます。(もちろん全てじゃないですが…)
ざっくり言っちゃうと、頭頂葉で感覚が統合されて、補足運動野とか運動前野へ行く。
そこから皮質網様体脊髄路とか、一次運動野へ指令を出して、姿勢制御が行われる。
超ざっくり言っちゃうとこんな感じ。
(この辺の話は今後noteでまとめようかと思います)
つまりまずは頭頂葉を見た方がいいかもってことが考えられるわけですね。
頭頂葉を見てみる
頭頂葉は感覚の統合を行っている。それが姿勢制御に使われているから、まず頭頂葉を見てみる。
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