【映画】天才マックスの世界 (1998)
#Film #Movie
天才マックスの世界 (1998)(原題: Rushmore)
監督
ウェス・アンダーソン
脚本
ウェス・アンダーソン
オーウェン・ウィルソン
出演
ジェイソン・シュワルツマン
ビル・マーレイ
オリヴィア・ウィリアムズ 他
2, 3時間の空きができて映画館に足を運ぼうと考えたがちょうど良い時間帯の上映スケジュールがなく、積読リストからDisney+にて配信されていたこの作品を観ることに。
大好きな映画監督ウェス・アンダーソン。これまで『ダージリン急行(2007)』や『グランド・ブタペスト・ホテル(2014)』などを観賞してきたが、この作品は初。
長編映画2作品目ということだが、いかにもウェス・アンダーソンという世界観の可愛らしい映画だった。
先述の2作品にも出演しているジェイソン・シュワルツマンはこの作品が映画デビュー。若かりし彼を堪能できる。
ジェイソン・シュワルツマン扮する風変わりな学生マックス・フィッシャーが引き起こす物語。
ちなみに彼が通う名門進学私立校の名前が"Rushmore"。ビル・マーレイがとても良かった。
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ジェイソン・シュワルツマン
『ダージリン急行』が初めて観たウェス・アンダーソン作品。監督のファンになったのだが、それと合わせて出演していたジェイソン・シュワルツマンの来歴に興味を持った。
私の人生のカルチャー史において切り離せない存在。
父親が映画プロデューサーで、母親が女優。
弟にバンドRooneyのロバート・シュワルツマン。
伯父には巨匠フランシス・コッポラ。ソフィア・コッポラ、ニコラス・ケイジが従兄弟にあたるという芸能サラブレッド。
この来歴に「すげえ」と感じながら、私が興味を持ったのは彼自身も音楽プロジェクトを持っており、Coconut Records名義でリリースされている『Nighttiming (2007)』が、その頃のサブカルに寄っていた自分に実に刺さるインディー盤だったことによる。こういうタイプの音楽をやるセンスがあるんだと。
この作品には『マリー・アントワネット(2006: ソフィア・コッポラ作品)』で共演しているキルスティン・ダンストや弟のロバート・シュワルツマン、そして元彼女にあたるズーイー・デシャネルらが参加。
サブカル男にぶっ刺さり。
ズーイー・デシャネルといえば『(500日)のサマー』でお馴染みであり、彼女もShe & Himとして音楽活動を行っている。インディーミュージックラバーならばこちらもお馴染みであろう。とにかくキュート。
そうして気になる存在であり続けたジェイソン・シュワルツマンに再会し、Coconut RecordsやShe &Him、(500日)のサマーを思い出した、そんな『天才マックスの世界』観賞だった。