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前に「わたパチ」再販してほしすぎてお問い合わせに送った文章
94年生まれ、26歳の女性です。
物心ついた時から、わたパチの虜でした。
フクロを開けた途端に広がる、芳醇なブドウの香り、舌に乗せた瞬間にとろける綿菓子、まもなく激しく弾けるキャンディー、、、
いつ食べても幸せな気持ちになれる、私にとっては欠かせないものでした。
幼少期から、私が選ぶのはわたパチでした。
高校生になった時には、机に常時3パック、忍ばせていました。大学に上がってからも、スーパー
成人式のちょっと切ない話 ポニーテールのあの子について
成人式の時期になると毎年思い出す。
成人式に現れなかったあの子のこと。
あの子は、吹奏楽部の部長だった。
白い肌が瑞々しく綺麗だった。
美人で、快活で、人気者だった。
高い位置に結われた彼女のポニーテールが揺れるのを見る度に
「あんな風になれたらな」と少しだけ、憧れもした。
あの子は、私のクラスの「暗黙のリーダー」でもあった。
授業中、先生が板書をしているうちにクラス中に手紙を回しはじめるの