ジレンマモデルキャンバス
今日は、この前サロン内で行ったジレンマモデルキャンバスという勉強会のレポートをします!
ジレンマってなんだろう
アンビバレントさということもありますが、ジレンマってなんでしょうか。
いくつかの求めることがある中で、トレードオフとなっているものに真正面から向き合っていくことなのではないかと思っています。
現代のジレンマを考える上で重要な考えは、3つあると言われています。関学の藤井恭子先生によると、しがみつき、萎縮、見切りがない人間関係の構築が重要と言われております。
これらはトレードオフの関係となっており、これらの要素が複雑に絡み合う中でどのような選択を行なっていけば良いか、客観視していくことで技術で改善を促していく必要があります。
そこで今回ご紹介するジレンマモデルキャンバスは、とても重要な意味を持ちます。日頃感じているちょっとした疑問をフレームワークに落とし込んで、分けることができ、それにより自己の状態を今以上に分かる手助けとなります。
ジレンマモデルキャンバス
今回のイベントを開催するに至ったきっかけのツイートがこちら
この投稿を元に、作成したフレームワークが下記のものです。
やり方は2つ、1) 演繹的に考える方法と、 2) 機能的に考える方法があります。
まず一つ目の演繹的に考える方では、
1. 自分の人生において、問いたい3つの問いをあげるとしたら何か、ということを考えて、真ん中の枠に書き込みます。特に挙げていきたいのは、①何か刺激を求める性質のあるもの、②安静を求める性質のあるもの、③状態として保持したいもの、の3点があるとさらにこの問いはまとまりやすいです。
2. ここをもとに、どんな革新を起こし続けたいのかを一言で表してみます。形式としては、「②を保ちながら、①を探求し、いかに③であり続けるか」というフォーマットに埋めてみてください。
3. これをもとに、自分にはどのような行動原理があり、それがどのような構造をしているか、整理していきます。ここについてはどのような整理の仕方でもよいです。例えば、共通する性質や、違和感や高揚感から気づいた価値観、未来や現在に対する理念があれば、そのようなものを記載します。
4. 続いて、その行動原理がどのような形で崩れ、先に挙げた大切な3つの問いを考え続けることを阻害しているのか、その差分を記載します。
もう一つは、帰納的に普段起きたことから、行動原理を推測し、それがどのように変動するか、そこから考えられる問いは何か、と考えていくやり方です。
ぜひ皆様も試してみてください!
資料はこちらから👉URL
関連ツイートも載せておきます!
おわりに
人生におけるジレンマは一つだけではなく、一つのジレンマからまたいくつかのジレンマに派生していきます。
区切りのタイミングで見返してみても楽しいので、ぜひ楽しいジレンマライフをお過ごしください!